日本産淡水魚の魅力(90cm日淡水槽)

1999年5月 現在


タンクメイト紹介
(1999年5月16日)


90cm日淡水槽全景  1996年7月、ちょうどLicが体調を崩して入院している時に、買ってきてしまった淡水用90cm水槽である。
 けして衝動買いではないのだが、やはり60規格水槽とは値段が桁違いなため、こういうチャンス(?)でなければ買ってこれなかったのである。
 水槽本体は、ガラス製の90cm規格水槽で、(今は亡き)フィッシュガーデンにて中古品を安価に譲ってもらったものだ。濾過槽は淡水用上部濾過で、毎分10リットルのモーターが2基ついているタイプだ。まぁ淡水ならば、この程度の濾過システムでも十分である。

 なぜ90cm水槽が必要だったかというと、カイヤン君がいたからだ。もともとは幼魚時に買ってきたカイヤンなのだが、すくすくと成長し、当時で25cmにはなっていた。それを60cm水槽に入れていたものだから、いかにも狭そうで、実際、まともに泳ぐこともままならない状況だったのだ。
 90cmならば、多少広くなるのでマシかなぁと・・・
カイヤン君 しかし現在、さらにカイヤン君は成長を続け、すでに隊長30cmになってしまった。90cm水槽でも狭い。またもや、水槽のアップグレードに迫られている。
 カイヤンの成魚は、鳥羽水族館で見たのだが1mは軽くあった。ということは、うちのカイヤンもそれくらいには成長するということだ。120cmくらいの水槽ではお話にならないだろう。ここはやはり海水2m水槽の下に、淡水2m水槽を設置するのがベストかなと現在構想中。(そのためには海水2m水槽の濾過槽をアングルから出して、屋外設置にしないといけないんだけど)
 カイヤンの他にも巨大化しつつあるセルフィンプレコもいるので、水槽アップグレードは時間の問題かもしれない。

 濾材は、最初サンゴ砂を使っていたが、目詰まりがひどく、たまたま海水魚用に使ってたシポラックスが大量に余ったので、それに交換した。それ以来、水槽の調子はぐっとよくなった感じだ。
 カイヤンが泳ぐのに邪魔にならないようにと、余計な飾りは一切排除していたのだが、日淡を入れるようになってからは、川で採ってきた石をちょこっと入れてある。これがないと、ハゼ達が落ち着かないらしいので。丸い石だからカイヤン君も、多少ぶつかったくらいでは傷つかないので安心である。

 この水槽、もともとがカイヤン君のため用にセットしたものだから、それ以外の魚はあまり入れる気がしなかったのだが、日本産淡水魚に目覚めて以来、オイカワやらタイリクバラタナゴやらハゼやらを入れている。だんだん和風な水槽になってゆくのだが、熱帯魚にはない自然っぽさがあって自分的には満足している。

 水換えペースは、最近2週間に半分ほど100リットル交換するようになった。以前は、2〜3ヶ月に1度、半分だったのだが、日淡用に餌をたくさんやるようになってから水の黄ばみが気になりだしたのだ。
 まぁ水中ポンプで入れ替えするので労力はかからないし、海水みたいに人工海水の素を溶かす必要もないので、面倒でないのが助かっている。


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