◆ 日本産淡水魚の魅力 ◆


1999年5月16日現在の90cm日淡水槽の住人をちょっとだけ紹介します。

オイカワ

 今年の1月に、たまたま熱帯魚屋さんで売られていたオイカワのペアを買ってきて、飼っています。3匹いたのですが、1匹が投身自殺してしまったため、現在はオスとメスの2匹だけになりました。
 最初は体長5cmほどしかなく、体表の模様もほとんど現れていなかったのですが、現在どちらも体長10cmを超え、特にオスは非常に美しい模様になっています。尻ビレも長く伸展し、日淡とはいいつつこれは観賞魚としても十分通用するのではないかと思っています。

オイカワのオス
オイカワのオス

 一方のメスのほうですが、お腹のふくらみが目立ちます。産卵するのかなと期待していますがなかなかうまくいきません。産卵用に川石も入れてみたのですが・・・

オイカワのメス
オイカワのメス

 オイカワは、あと長良川で網で採ってきた子供が6匹(体長4cmほど)と、同じく長良川で釣った1匹(こちらは体長6cm)がいます。餌はなんでも食べてくれるので飼育には困りません。ちょっと栄養がありすぎるのか、野生のものに比べると太っているような気もします。


タイリクバラタナゴ

 これも今年の1月に錦鯉の専門店で売っていたものを飼ってきました。全部で5匹いたのですが、1匹不慮の事故で死亡してしまい、現在4匹です。
 最初体長4cmほどだったものは、現在では7〜8cmにまで成長し、名前の由来ともなっているバラ色も浮き出してきて、非常に美しく育ちました。
 オイカワと同じく餌はなんでも食べてくれるので、育てるのに苦労はありません。
 産卵用に、貝を入れてみようと思っています。

タイリクバラタナゴ


謎の魚

 長良川で釣ってきた魚なんですが、名前がわかりません。
 スマートな体形と、細かな鱗が特徴的です。なんとなく食べたらおいしそうな感じの魚に見えます。
 これも餌はなんでも食べてくれます。ただ、ときどき石の表面を舐めるようにするので、もしかすると植物性の餌も必要なのかもしれないです。この水槽にはプレコも同居しているため、プレコタブレットでなんとかなっている可能性はあります。

謎の魚


カイヤン

 この水槽を買ってくる原因となった主です。
 まるでサメのような体型が、格好良くて好きです。じつはカイヤンという魚、小学生のころ、一度飼ってたことがあるんですが、そのころからこの形が気に入ってたので、熱帯魚飼育を再び始めるにあたって、まっさきに買ってきた魚なのです。
 でも、幼魚のうちは体長も5cmほどと可愛らしいサイズだったのですが、知らない間にどんどん成長してしまってて、今では30cmをゆうに超えるサイズとなってしまいました。
 餌は、プレコタブレットを食べてます。最初、何を食べているのかわからず、「どうして餓死しないんだろう?」と不思議だったんですが、ずっとプレコと同居していたのが幸いしたようです。
 プレコタブレット以外の餌を食べているところは、いまだ見たことがありません。ナマズの仲間なので、肉食かな?と思ったりもするのですが、他の小魚を食べたこともないし、不思議な食性です。
 90cm水槽でも、すでに狭くなりつつあるので、いずれ2mクラスの水槽に移住させる予定です。

カイヤン


グーラミィ2種

 パールグーラミィとブルーグーラミィが同居してます。グーラミィの仲間は、あのお腹についてる髭のような触角(?)が好きなので、飼いたかったのですが60cm水槽には大きすぎるので諦めてました。でも、カイヤン用に90cm水槽を買ったのを機に、買っちゃいました。
 現在体長8〜9cm。ゴールデングーラミィも欲しい今日この頃です。

パールグーラミィ ブルーグーラミィ
パールグーラミィ
ブルーグーラミィ


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