U's aquarium.
〜水のある生活〜
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月 2000 お魚日記
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2000.8.1(Tue)

激しい土木工事
 淡水90のカイヤン君が、ここ最近ちょぼちょぼとプレコタブレットを食べているらしいことは、すでに報告済みのことだが、今朝はこれまでにない変化が、この水槽に起きていた。
 かなり激しく水底の砂がえぐれていたのだ。現在のタンクメイトは、カイヤン、ブッラクゴースト、それにグーラミィ2種だけという陣容だが……。こうしたことはこれまで一度もなかっただけに、それを思えば比較的最近入れたブラックゴーストが怪しいということになるだろうか。でも、あの埴輪のようなおちょぼ口で、こんな荒々しい土木工事ができるとは想像しがたいものがある。口の形状、パワーなど考えても、やはりカイヤン君なのではあるまいか。過去、餌を食べるときに、砂も一緒に飲み込んでいたことは目撃済みだ。ただ、山谷が出来るほどに砂を掘ったことはなかったけれど。
 カイヤン君が空腹のあまり、激しく激しく真夜中荒れているのだとしたら、それはそれで喜ばしいことだ。もう少し餌の量を増やしてやってもいい。ただ、毎夜カイヤン君の食欲が戻ってるかといえば、そうでもないので慎重にやらねばなぁ。


2000.8.3(Thr)

また停止
 朝、餌をやるついでに水温計の表示を確認したところ、海水2m水槽がまたしても28度を超えている。クーラーが止まってるに違いない。とりあえずアングル前面パネルを外し、濾過槽の蓋もとって、さらに部屋のクーラーを25度に急速冷房しておいてから、庭へ水槽用クーラーを確認に行った。
 手を触れてみると、やはり止まってる気配。壁際の調節ツマミをぐぐっと押し込んだら、やっと目覚めたかのように始動した。でも相変わらず接触はよろしくなく、何度も点いたり消えたりを繰り返すのだった。
 不安すぎる。


2000.8.4(Fri)

冷凍イサザアミ
 イサザアミの入荷の目処が立たないとのメールを、APNから受け取ったのが昨夜のこと。夏場はいろいろと難しいらしい。他のルートも似たり寄ったりとなれば、なにか代わりの餌を探さなければ、竜之介が飢えてしまう。そこで、以前とある方からメールで教えてもらっていた“冷凍イサザアミ”を試してみよう。竜之介は死んだイサザアミ(もちろん死んだばかりの新鮮なヤツ)でも食べることがわかっているので、冷凍モノでもOKな可能性は高い。
 “冷凍イサザアミ”を扱っているのは、
Aqua Goddessというショップだ。問い合わせのメールには、さっそく今夜返事が来た。それによれば1枚300円から買える。これに消費税と、送料が加わるので、まとめ買いしたほうが有利。でも今回は初めての試みなので、3枚ほどにしておこう。月曜、さっそく振り込んでおかねば。


2000.8.5(Sat)

行方不明
 川魚が1匹減っていた。昨夜確認したときには、ちゃんと4匹泳いでいたのを憶えているので、かなりショック。元気そうに見えたのに…。
 蓋には網をかぶせてあるので、飛び出しというのではなさそうだ。床には現に死体はない。でも、水槽内にも死体が見あたらないようだが?
 ヨシノボリが食べた?いや、まさかそれは、まだヨシノボリは小さいし…。

凹み復元
 カスミチョウの“おんじ”が、ここのところ餌食いもすっかり調子を戻している。その甲斐あってか、ようやく側頭部の“ぺこっ”とした凹みも、遠目にはわからないほどに復元した。肉が戻ってきたのだ。
 これで本格的に安心してもよさそうだ。あとはクーラーが直れば、悩みは消える。昨日もクーラーは朝、止まっていた。真夜中にも止まった。だんだんひどくなってるような気がする。作動しているときでも、何度か断続的に“かちかち”リレーの音がしてた。設定温度より明らかに高い水温で。はやく代替器、到着しないかな。


2000.8.6(Sun)

水換え
 絶好の水換え日和。最近、土曜は庭いじり、日曜は水槽いじりと、役割分担がハッキリしてきたような気もするが、これにあと1つでもディープな趣味が加わったらまたやりくりに悩みそうだ。
 まずは淡水から。今日は海水交換もするので、手早く済ませなければ。淡水30“小魚水槽”、カマツカとヨシノボリがしきりに砂を掘り返すので、だんだん地形が変わってきた。1/3交換。残り淡水30グッピー水槽2本、それぞれ1/2交換。ジャパンブルーに稚魚さらに確認。金魚水槽、結局今年の金魚すくいでは1匹だけしか生き残らなかった。去年のとあわせて3匹が、猛烈な食欲で水底を汚している。半分交換。

 淡水90はあとまわしにして、先に海水をやってしまおう。50リットル分、新しく海水を作っておいてから、苔まみれの海水36cm水槽をお掃除お掃除。ガラス面が透明になってくると、敷き砂の上にぽつんと1つ、小さなイソギンチャクの幼生を発見した。幸い、セイタカイソギンチャクではないらしい。こういうイソギンなら歓迎だ。というわけで、敷き砂の毒抜きはやめておいた。海水は全部交換。ライブロックについた海草が、思ったよりも残っている。直射が影響しているのかもしれない。
 続けて海水R360にとりかかる。こちらは水が少々黄ばんできているのが気になっていた。苔はない。ライトを消している時間が短いだけでなく、水槽がいよいよ本格的に安定してきたせいだろう。約20リットルを交換した。前回は15リットルで黄ばみがとれなかったのに比べ、今回は劇的に透明度が変わった。
 脚立を出したついでに海水2mの苔掃除もやっておく。最近、クーラーが頻繁に止まって28度くらいの水温で維持しているためか、苔の生え具合が早いような気がする。きれいにきれいに。海水60も、同じく苔掃除。苔取り貝がいつのまにかいなくなっていて、ライブロック表面の堆積物が少々気になる。新戦力を投入せねば。

 そしてラストは淡水90。あいかわらず水底が大規模に掘り返されている。この土木工事はブラックゴーストの仕業であるとの情報を、同じくゴースト飼いの方からメールで戴いた。体長わずか2cm足らずのスズメダイでも、厚さ7cmの砂を底まで掘り返すのだから、全長30cm近い我が家のゴーストならば、このくらいは楽勝なのだろう。だとすると、ここに底面濾過を追加するのは慎重にせねばならないようだ。

恐いモノ
 なんとイサザアミが入荷したというのでAPNに向かう。獲れた分をとりあえず急いで送ってもらったらしく、事前に予約などのアナウンスはなかった。夏場は確実に数を確保するのは困難らしい。今日の分も、2/5〜3/5は死着もしくは到着してすぐに死んだそうである。すでに2000匹は売れたそうだが、まだ1000や2000は残ってそうだ。でも、今回買うのは50匹にしておく。ショップでストックしておいてくれそうな気配だし、こういう形での入荷は今後も断続的にあるようなので。やはり夏場のストックは丸ごと冷房のショップのほうが生存確率は高いだろう。
 イサザアミに関連して、APNとメールで何度かやりとりする中、冷凍イサザアミを扱ってるショップ『Aqua Goddess』とその
URLを書いたことがあったのだが、APNでもそこに連絡をとってみたのだという。やはり業者同士ということもあり、つっこんだ話をいろいろ聞けたらしい。ここで書いていいものか、判断がつきかねる事項もあるので詳しくは書かないが、あの冷凍イサザアミはいわゆる業務用として使用されているものということだった。信頼性については申し分ない。APNでも試験的にイサザアミを冷凍してみたようで、実際に見せてもらったが、どす黒く変色してしまっていて、これを解凍したら大変なことになってしまうのでは……という感触だった。はたして『Aqua Goddess』の冷凍イサザアミはどんな状態なのだろう。自作の冷凍イサザアミがそういう状態になったので、APNでも『Aqua Goddess』の冷凍イサザアミを仕入れることにしたという。要望が強ければ継続的に売るらしい。冷凍ものと生、どちらがコストパフォーマンスがよいか、データ収集しなければ。竜之介が食べてくれたら、の話だけど。

 さて、イサザアミをパッキングしてもらってる間、みこりんが大変なものを見つけて固まっていた。なにごとかと水槽を覗いてみると、……“口”があった。幅5cmほどの口だ。口だけが、水底にぽつんとある図は、なかなかシュール。みこりん的にはかなり恐かったらしい。「おくち、ある…」と囁くように教えてくれた。
 その口の正体は、チャカチャカという魚だった。すっぽりと砂の中に埋もっていて、口だけを砂から出し、ゆるゆると軽く開けたり閉めたりやってるのだ。ためしにみこりんの手をとり、「触ってみる?」と水槽に近づけてみると、巨大ナマコのときよりもパニックになっていた。ふむ、これはなかなかおもしろい。

 店の兄ちゃんが、「面白いのがいるんですよ」と言うので、中央のライブロック水槽を指さされるままに見た。…ん?最初、岩かと思ったが、どうやらそれはエビのようだった。オトナの握り拳2つ分くらいのサイズで、観賞用エビにしては大きな部類だ。大きさよりも、このエビが変わってるのはそのカタチ。セミエビなどの同類らしく、全体的にまるまるっとしている。近海物ということだった。名称を“ゾウリエビ”と言う。こういう変わった生き物に出会えるのも海水魚ショップの魅力だが、今回のには続きがあった。なんとこのエビは人面エビだったのだ。人面ブームはとうに去ったと思っていたが、まだまだ世の中には奇怪な文様をもつものがいる。このエビの場合、甲羅の腰のあたりに、白っぽいバンドが入っていて、それが人の口に見えるのだ。目は、そのままエビの目を当てはめてみると、上からみたらまさに海中に出現した“お面”であった。真ん丸で黒い目玉、しかもちょっと平目になってるあたりが、古代インカ帝国の遺跡に実際にありそうな雰囲気で、けっこう恐い。海の中で、とつぜんこいつに遭遇したら、たぶん脚がつるのではないかと思う。

 さてそろそろ帰ろうかという時、Licが興奮気味に指さすものがあった。イバラタツだ。“イエロー”と呼ばれる種類なのだが、通常のものよりも色彩が全体的に薄く、レモンイエローと言われればそう見えなくもない。ただ、単色なのではなく、いわゆるイエローとの迷彩模様になっていた。一緒に入ってる普通のイバラタツなどと比べると、まさに掃き溜めに鶴といった感じ。そう、この個体はメスだった。竜之介はオスだ。繁殖への誘惑に、Licはことのほか弱い。いちおうイサザアミを食べているかチェックする。なにしろ昨日入ったばかりということなので。見守っていると、……食べた!健康そうだ。というわけで売約にしてもらった。明日、引き取りに来る予定。ちなみに値段は2500円。

 帰宅後、さっそく竜之介にイサザアミをやってみた。コップにすくおうとスポイトで誘おうとしたら、イバラタツにあるまじき高速ダッシュですっ飛んできてくれた。空腹だったのだろう。12匹のイサザアミは、たちまみ竜之介の腹の中に収まったのである。しばらくはひもじい思いをさせなくてすむ。
 ところでLicがなにやら工作を始めている。明日、新しいタツが来るので、R360にLic好みのエアレーションを施してみたようなのだが、これの飛沫がすごいことになってしまったので、急遽、蓋をつけようということになったのだった(もとから付いてたガラス蓋は、去年クラゲ用にレフランプを点灯させていたら熱で割れてしまっていた)。塩ビ板で、Rに合わせて切り抜いて、出来上がり。ふむふむ、安物のエアストンのほうが、涼しげに見えるなぁ。


2000.8.7(Mon)

お嫁入り
イバラタツ“レモンイエロー” 予定どおり、仕事帰りにAPNに寄り、昨日売約にしてきたイバラタツ“レモンイエロー”を引き取ってきた。さらに、以前から買おう買おうと思っていたカスミチョウ2匹も一緒に購入。これで2m水槽のカスミチョウもようやく5匹になる。
 今夜もみこりんはAPNの水槽に潜む“口”に引き寄せられていた。恐いものみたさ…でも、近寄ったら恐い。今日の口は、なぜか逆さまになっていた。いったいどういう姿勢で砂に潜っているのやら。

 帰宅後、さっそく水合わせ。イバラタツをプラケに移し、しばらく竜之介とお見合いさせる。美女に引き寄せられる野獣のように、竜之介が「お?」とか言いたげな風貌で寄ってきた。かなり興味があるらしい。じっと見つめ合うタツとタツ。なかなかいい感じだ。
 そろぉっとR360に投入してみたところ、さっそく絡まり合っていた。メスのほうは、なんだかお腹が大きい。ぽっこり横にも膨らんでいるのがわかる。もしやこれは……。竜之介は上手に卵の子守をしてくれるだろうか。はやくもそんな心配なぞしてみたり(イバラタツはメスが産んだ卵をオスがお腹で孵化させる特性がある)。イサザアミを、双方に7匹ずつ食べさせた。


 カスミチョウのほうは、水槽に入れたとたんに“おんじ”に突撃されていた。わかものもつっかかっている。いつになく攻撃的な気配。5匹が入り乱れて、一触即発!……というまさにそのとき、ロングフィンスナッパーが間に割り込んできて、塊はほぐれた。その気がなくても、図体のでかいロングフィンは、迫力がある。カスミチョウ達のバランサーになってくれているようだ。
 その後も注意して見ていたが、前回“わかもの”と“おちび”を入れたときほどには闘争は起きていないようだった。新しく入れた2匹も、餌食いはスズメダイ並にすごいので、すぐになじんでくれることだろう。


2000.8.8(Tue)

2日目
 新入りカスミチョウ2匹は、昨夜は水槽の右端に寄り添うようにして眠っていた。今朝も同じ位置でうろうろしている。でも、ほとんど闘争は見られない。試しに餌をやってみたところ、食欲はすこしも衰えていないことがわかった。ショップで見たのと同じくらい、勢いよくシュアーを食べている。現在のサイズは、ほぼ“おちび”と同じくらいだが、この調子なら早晩“おちび”よりも大きくなるだろう。
 タツ“レモンイエロー”のほうは、昨夜からずっと枝状ライブロックの1つに絡まったまま、ゆーらゆーらしていた。初日から激しく泳いでいた竜之介とは、かなり様子が違う。まぁ竜之介が特別だったのだろうけど。
 それにしても朝、水槽の灯りをつけるやいなや、いきなり目覚めた竜之介が“レモンイエロー”(はやく名前を考えてやらねば)に突撃し、その胴体に尻尾を巻き付けたのにはまいった。よほど竜之介はこのお嫁さんが気に入ったとみえる。“レモンイエロー”のほうは、何がなんだかわからないうちに抱きつかれて翻弄されているような感じ。おしとやかである。
 竜之介も激しいアタックは最初だけで、その後はさり気なく様子を窺うことにしたようだ。そうそうその調子。何ごとも焦ってはいかん。
 夜、イサザアミをそれぞれ1匹づつやった。イサザアミはこれでおしまい。50匹買ってきたというのに、半数は落ちた計算だ。冷凍イサザアミは明日届く。はたして威力のほどは如何に。


2000.8.9(Wed)

カスミ&タツ3日目
 やはり新入りカスミチョウ達は、水槽の右端に寄ったままだった。人間と同じく、新参者は隅っこから始まるのだろう。でも餌をとるときには、入り乱れ。5匹がまさに舞っている。高水温で半数以上を落とす前の状態に酷似していて、うれしく思う。元気が一番だ。カスミチョウ達に闘争はない。前回よりも状況はいいみたい。

 今日も日がな一日イバラタツ“レモンイエロー”は枝につかまりゆーらゆら。Licによれば、2本ある枝に、それぞれ竜之介とレモンイエローがつかまり、同じタイミングで揺れていたとのこと。お見合いは順調そうだ。


2000.8.10(Thr)

冷凍イサザアミ
 昨日、冷凍イサザアミが到着した…のだが、あいにく不在にしていて受け取れなかったので、今日、Licに取ってきてもらった。クール宅急便なのと、遠距離なので送料は約1000円と、かなり高くついてしまった。やはり3枚などと言わず、大量に買わないともったいない。とはいえ今後はAPNが扱ってくれるので、送料の心配はしなくても済む。
 さてさて、中身の方を確認しよう。予想よりもかなり大きめの板だった。1枚あたり90グラムほど。冷凍具合は、けっこう乾燥気味にいい感じになっている。死んだ直後のような白っぽいイサザアミが、ぎっしりだ。
 さっそく今夜、竜之介達に試してみたかったが、帰宅が遅かったのでまた明日。食べてくれるかな。


2000.8.11(Fri)

冷凍イサザアミを試す
 朝、さっそく竜之介達に冷凍イサザアミをやってみた。それぞれプラケに隔離しての食事である。竜之介は最初、がっついて連続3匹ほど食べたあとは、なにかおかしいことに気づいたようで、様子見に入ってしまった。メスのほうは、さっぱり興味を示さず。スポイトの水流で舞わしてみたり、ピンセットでつまんで揺らしてみたりしたが、どれもいまいち。まだ脈のありそうな竜之介のために、スポイトに吸い直して眼前でちゅるんと落としてみたところ、ようやくもう1匹食べてくれた。でもこれが限界らしい。やはり慣れない餌はなかなか食べてはくれないようだ。
 イサザアミを解凍した状態は、多少砕けたものが混じってはいるけど、ほとんど死んだイサザアミのまんま(に見える)。竜之介はともかく、メスのほうはもうしばらく慣らさないといけないだろう。竜之介のときのように、まずスポイトで調教しようか。やや神経質そうなので、心配だけど。

 夜、APNで活きイサザアミをチェック。残念、ストック水槽には残ってなかった。屍累々状態だ。でも、他に使うようにパッキング済みのものから、10匹だけ譲ってもらうことができた。今は10匹でも欲しかったのでラッキーだった。10匹で90円也。
 帰ってから、さっそく竜之介達をプラケに隔離し、まずメスのほうには活きイサザアミをやってみた。うちに来た初日は、けっこう食べてくれたけど、はたして今も食べるのかどうかが気になったから。
 メスは、もぞもぞ動くイサザアミにかなり興味を惹かれているようだ。イサザアミには餌付いていたので当たり前だが、それでも環境が変わったことで落ち着かないのか、なかなか食べてはくれなかった。ただじぃっと見つめるのみ。ようやく1匹食べてくれたときには、10分ほどが過ぎてしまっていた。でも、2匹目はいつまでたっても“見つめる”から先へと進まない。ではそろそろ冷凍モノを試してみよう。
 竜之介は冷凍モノを1匹だけ食べてくれた。最初に投入するタイミングだと、本物と間違えるようだ。でも、活きイサザアミよりはおいしくないのか次がない。こちらもかなり粘ったけど、結局食べてくれなかったので、今日買ってきた活きイサザアミ残り全部9匹を食べさせてやった。あんまりお腹がへっこんでいたから。メスのほうは、やはり冷凍ものには見向きもしなかった。
 次回、活きイサザアミが入荷するのはまだ未定。下手すりゃ9月になってしまうかも?なんて言ってたので、なんとかはやめに冷凍モノに餌付かせたいものである。

“口”の正体
 今日のAPN訪問で、みこりんが落胆していた。恐くてしょうがないのに、恐いモノ見たさでついつい近寄ってしまう、あの“口”が入ってる水槽から、“口”がいなくなっていたからだ。
 その水槽には、今日は見慣れぬ魚が1匹“死んだように”寝そべっているだけ。実際、みこりんはそれを指さして「おさかな、しんでる」と教えてくれた。そして「くちがおらん…」とつぶやくのだ。みこりんは“口”の正体に気づいていない。今そこで寝転がってる魚こそが、その“チャカチャカ”こそが、あの“口”の持ち主なのに。
 私は、よっぽどそのチャカチャカが砂の中に潜ってたのだと教えようかと思ったけれど、あんまりみこりんの様子が面白いので、いましばらく“口”の正体を内緒にしておくことに決めた。おそらくみこりんは本当に“口”だけがいるのだと信じてる。こんな観察材料は滅多にないだろう。いつか“口”の正体に気づくその日まで、みこりんと“口”の関係をチェックせねば。


2000.8.12(Sat)

ヒーター始動?
 朝、水温計が24.9度を示していた。このぶんではヒーターが入ったかもしれない。明け方の冷え込みは、すでに秋の気配である。でも昼間はクーラーが作動しても27〜28度まで上がってしまう。しっかり食べさせて体力をつけさせておかねば。

午前中は、水槽のメンテ。キッチンの出窓では、またしても苔ってきた海水36cm水槽がある。まずはこれからやってしまおう。苔掃除苔掃除。ティッシュで拭いたくらいでは、頑固な緑苔は落ちなかった。苔ブラシでがしがしこする。見通しがよくなってくると、ここ数日姿を見なかった“やりやり君”を発見した。ヒーターと水槽の隙間にはまり込んでいたのだ。どうりで姿を見せなかったわけだ。さっそく救出。いちおう元気そうに見えたので一安心。ヒーターが作動したかもしれないのに、よく無事でいてくれたものだ。
 次に恒例の淡水30cmを4本まとめて水換え実施。今回はすべて1/2交換した。川魚たちも、そろそろこの水に慣れてきたように思う。恐ろしいぐらいの餌食いの良さだ。グッピー“ジャパンブルー”のほうでは稚魚がまたしても増えている。でも、ダブルソードは、残り3匹。ピンチかもしれない。


2000.8.13(Sun)

危篤…
 イバラタツのメスが瀕死である。昨夜、仲良く竜之介と1本の枝に絡まってゆらゆらしてたときから、呼吸が少し速いなと思っていたが、今明るいところで見てみると、口の付近に出血が見られる。内出血のようだ。おそらく調子を落としていたのだろう。ショップに入荷直後のものを引いてきただけに、こうなってしまう可能性はあったが、残念だ。
 だからというわけでもないが、いちおうR360にクーラーを接続した。今年は去年のようにクラゲがいないので高水温になることもなく順調に推移していたのだが、念のためだ。ほんとうはこの小型クーラー、出窓の海水36cmに使いたかったけれど、いまいち置き場所に悩んでいたので付けられないままにただ日は過ぎて…。残暑はまだ厳しいので、油断はできない。

またしても金魚
 買い物に行っていたLicとみこりんが戻ってきた。Licの手には金魚の袋が1つ。スーパーで何かの催し物をやってたらしく、金魚すくいのコーナーもあったのだという。
 袋の中では、見るからに弱ってるのが2匹、やや危なそうなのが1匹、平気そうなのが1匹の、計4匹がいた。とりあえず水合わせをしてから金魚水槽に入れてやる。今回のはおチビばかりなので、先住にいじめられないか不安もあったが、大丈夫のようだ。でも、やはり2匹はその日の内に落ちてしまった。ふりひらの尻尾を持つ可愛いヤツだったが、やはり夏場のスーパーのイベントで使われては衰弱も激しかったのだろう。残ったのはフナ金タイプ。どうも我が家にはこの手の金魚しか残らないような感じ。


2000.8.14(Mon)

タツ、落ちる
 夕方、イバラタツのメスは静かに息をひきとった。管状の口が、先の方からとろけるようになくなりつつあって、何かの病原体に侵されていたのかと思わせるような状態だった。他には特に外見で異常は見られない。大きく膨らんだお腹に卵があったのかどうかとても気になったが、それを今更知ったところでどうにもならない。やはり死んでしまった金魚の1匹と一緒に、埋葬した。合掌。

 竜之介は、冷凍イサザアミを1匹だけ食べてくれた。やはり最初に投入するタイミングでなら食べるようだ。でもそれっきりなので、1匹から先に進めない。なんとか活きイサザアミを手に入れなければ。

放浪のやりやり君
 真夜中、歯磨きでもしようと流し台の前に立つ。そうすると、自然に視界の中央には海水36cm水槽が入ってくる。そういう狙いでここに水槽を置いたのだが、やはりこの試みは成功だった。特に、ライブロックに棲み着いている様々な生き物の様子を観察できるのが楽しい。暗がりなので、よけいにそれら生き物は活動的になっているし、今夜はどんなやつを発見できるかと、つい歯ブラシを持つ手も止まりがちになってしまう。
 じっと見つめていたら、やたらと手足の長いカニが這い出てきた。ハサミを持つ手が、各部ともに長いため、独特のシルエットになってるようだ。
 ふむふむと、しばらく観察してから、やりやり君が夕方からずっと水面付近に取り付いてるのをチェック。ヒーターコードによじ登って、いったい彼は何をやっているのだろう。苔でも食べてるんだろうか?あんまりずっとそこにいるものだから、Licは「また挟まってるのでは?」と心配してた。見た限り、そういう感じではなかったが、いちおうヒーターコードとパワーヘッドのコードを動かしてみて、挟まっていないことを確認した。やりやり君は、自主的にその高い位置にいるようである。ま、飽きたら降りてくるだろう。

 そういう甲殻類達のために、クリルを砕いて水流に舞わしてみた。寝ていたはずのデバ達まで匂いにつられて起きてしまうほど強烈な香り。ふと、水底で何かが動いた気がして目を凝らす。…何か白いモノがいる。
 細長いヤツだ。ゴカイの仲間のように見える。砂の中から、先端1cmほどを「ぬっ」と突き出し、しきりと頭(?)を振ってるのだった。やはりこいつもクリルを食おうと出てきたのだろう。あちらこちらに、10や20はいる感じ。つい、海岸の砂の中に潜む人食い生物の映画(タイトル失念)を思い出す。この水槽も、砂の中にはあまり手をつっこまないほうが良さそうだ。


2000.8.15(Tue)

可愛いヤツ
 APNに餌を買いに行った。クリル1缶が、ホームセンターなどでは1200円ほどするのが、APNなら900円台で買えるからだ。
 APNにも冷凍イサザアミが入荷したらしく、さっそくやってみたそうである。結果、たくさんいるタツ達のなかで、オオウミウマの1匹だけがばんばん食べてくれているという。他のイバラタツやオオウミウマは、興味は示すものの食べるところまでは至らないらしい。
 ところで今日は展示水槽に注目すべき魚がいた。全長5cmほどの、イレズミフエダイである。英語名ならロングフィンスナッパーだ。まだ幼魚なのでうちのと比べても模様が少々違ってる。でも、背ビレ腹ビレの先端はすでに伸びつつあって、その名に違わぬ特徴を示していた。それにしても可愛いサイズだ。ちっちゃいくせに“ロングフィンスナッパー”なカタチをしてるところが、またいい味出してる。値段は6800円。お手頃価格だ。
 ロングフィンスナッパーが複数飼育可能なものか気になるところだが、最近の我が家の2m水槽を見てるかぎり、ちょっと無理っぽいような感じがする。いよいよボス然としてきたし。まぁサイズが全然違うので、うまく共存してくれそうな予感もあるのだが、万が一のとき待避すべき水槽がみんな小型水槽っていうのが購入を躊躇させるのだった。

放浪するもの
 ゆるゆるとウニが歩いている。砂のツブツブを乗り越え乗り越え、目指すは遙か安息の地か。
 海水36cmのライブロックにくっついてたやつだ。餌を求めて移動しているのかもしれない。でも、水槽が小さいのですぐに行き止まってしまった。危うし、ウニ!


2000.8.16(Wed)

活きイサザアミ注文
 冷凍イサザアミを、日に1匹ずつしか食べてくれない竜之介のために、活きイサザアミを用意してやろうと、今日は
日海センターで通信販売を試みた。1パック500円から、匹数は不明だけれど、急用なので1つだけの注文である。よさそうなら継続して買おう。そのうちAPNのイサザアミが復活してくれれば問題あるまい。
 日海センターって、なぜか通販はやってないと思いこんでいた。むかーし、そんなような情報を見たような記憶があって…。いかんなぁ。もっと早く気づいてれば、竜之介にもひもじい思いをさせなくてすんだのに。
 明後日には到着するはずなので、一安心だ。


2000.8.17(Thr)

名古屋港水族館へGO
 さて今年も名古屋港水族館へ来た(参考までに去年の様子は
こんな感じだった)。最初の水槽は去年と同じく回遊魚のシーン。天井から射し込む波間のゆらめき光線は、簡単な仕掛けながら海の広さをイメージさせるのに最適なように思う。うちのリビングにも1つ欲しいような気もしたり。
 順路を巡る。だいたい去年と同じで近海物中心から、次第に深海へと向かってる。薄暗い廊下の向こうに、プランクトンの投影が青白く蠢き、低い鼓動に似たサウンドが……。それまで元気に走り回っていたみこりんの脚が、ぴたっと止まった。じっと廊下の向こうを見つめたまま、動かない。いや、動けないのだった。抱っこしてやると、ぎぅっとしがみついてくる。そうか、こういうのが怖いのだなぁと、妙に感心してしまったり。
 廊下を進み、サウンドが遠ざかると、やや安心したみこりんだったが、曲がり角にはさらに不気味なモノが。むかーしの潜水服が、2体、たたずんでいたのである。去年見たときも、これはなかなかいい展示だと思ったが、左側の1体には内部に人形が仕込まれているのが生々しくてよい。みこりんの口数が少なくなったのは、怖がっている証拠だ。その向こうには、太古の怪物のパネルなどもあり、ますますみこりんの恐怖はいや増しているようである。今夜、夢に見なけりゃいいが。2歳から3歳への境界線に位置するみこりんの記憶は、おそらくこれを大きくなっても保持するだろう。どんな風に記憶するのか興味深い。

カクレクマノミTシャツ 最後はやはりショップでのお買い物。去年、買わなかった(買えなかった)Tシャツ類が軒並み赤札状態だったので、1枚を慎重に選んだ。それがこれ。カクレクマノミのファミリーだ。ついでに同じくカクレクマノミ柄のハンドタオルも一緒にゲット。明日から水槽メンテ時には、このカクレクマノミ達が役立ってくれることだろう。


消えた?
 なんと海水60水槽のクマノミが消えた。一昨日には確かにいたはず…、でも昨日は…すでにいなかったかもしれない。どこかに死体があるはずと探してみたものの、発見できず。砂の住人どもにあとかたもなく食われたか。
 クマノミが消えたと騒いでる私に、Licはこんなことを言った。「クマノミなんていたの?」と。なななななんですと!?いたもいないも、ペアで買ってきたじゃない、去年。しかもイソギンも買ってきてたし。毎朝、玄関のとこでなよなよくねくね泳いでたじゃない!?
 ……なんて思ってるのは私だけで、じつはクマノミなんか最初からいなかったとしたら。馬鹿な。そんなはずはあるまい、そんなはずは。

 なぜか淡水30の川魚水槽からカマツカも消えた。ヨシノボリは元気だ。でも、お腹が少々痩せてきたような。フレークは食べていないのかも知れない。では、こういうときこそ冷凍イサザアミを試そう。冷凍アカムシや冷凍ブラインよりは、栄養ありそうだし。
 解凍したやつをピンセットで水中へ。お、見てる見てる。慎重だけど、水底に落下した冷凍イサザアミを、一瞬で腹に収めた。1匹、2匹、3匹…、かなり食べる。他の川魚の子供達も、この餌はお好みらしい。竜之介は今日も1匹しか食べてくれなかったが、明日からは余った分をこちらでやってしまうことにしよう。


2000.8.18(Fri)

活きイサザアミ到着
 午前中、日海センターからイサザアミ届いた。なるほど、クール宅急便なので仮死状態。これなら暑さで落ちることもないか。ひんやり冷たい袋の中には、100〜150匹ほどが入っている模様。わずかだが、すでに活動を開始してるものもある。サイズはやや小さめだった。生体は500円だったが、手数料、送料合わせると2000円になってしまったのは、少々痛い。これでイサザアミが全部生き残ったとしても、せいぜい10日分ほどなのだから、かなり割高である。APNで日海センターから卸してもらうようにできないのかな…と、ふと思ったり。値段的には、既存ルートのと大差ないようだし。
 急激な温度変化は禁物ということだったので、クーラーのきいた室内でしばらく放置。頃合いを見計らって水温をはかったら18度、そろそろストック水槽の準備をしよう。このときストック水槽の水温は気温に合わせるのではなく、イサザアミの水温に合わせなければならない。つまり水温18度に汽水を調整する必要がある。水量17リットルほどなので、作ったばかりの海水の温度を氷で下げて、18度に設定した。最終的な汽水濃度は1.005〜1.008ということだったので、1.017の海水を半分の真水でわることにした。やはり真水も氷で温度調整。この間、徐々にイサザアミの水温が上がって20度になっていたので、調合中の汽水も20度くらいになるよう、さらに調節した。
 こうして準備のできたストック水槽に放す前に、弱ってるものや死んでるものを、ピックアップ。死着はほとんどいなかった。5〜10匹ほどだ。でも、20匹ほどの動きが悪い。このままストックしてしまうよりも、今、腹を空かせた竜之介にやってしまったほうがよさそうだ。幸い水温が低かったため、死んだのも綺麗なままで維持されていて、このまま餌用に使えた。都合30匹近くのイサザアミを、コップに入った竜之介にやることにした。
 弱っているイサザアミの尻尾をピンセットでつまんで1匹ずつ水中に入れる。冷凍イサザアミの時には、こうしてピンセットでつまんでいても最初の1匹しか食いついてくれなかったというのに、今回、同じく動きのないイサザアミを竜之介はがんがん食べてくれた。弱ってるものは人間には見えなくても多少動きがあったのかもしれないが、完全に死んだやつまでがっついたのは、やや意外だった。冷凍イサザアミと、どこが違うというのだろう。どちらも動かないし、色もカタチも見た目にはほとんど一緒のはずなのに。
 で結局28匹ほどを平らげた竜之介である。胃袋のあたりがぽっこり膨らんで、泳ぎにも快活さが戻ってきたような気がする。あとはイサザアミをどれだけストックし続けられるかが問題だなぁ。

ハオコゼ落ちる
 昨日見つけられなかったクマノミの死体を、今夜発見した。ライブロックの組合わさった隙間に挟まっていたのだ。ところが今夜はそれ以外にも死体があった。なんとハオコゼが落ちてしまっていた。まだ目玉もキレイで、落ちたばかりと思われる。さっそくホワイトソックスが抱えるようにしてついばんでいたけれど、今日の昼間も元気そうにしていただけに、驚きだ。やはり連鎖の悪夢は健在なのか。
 2匹を取り出し、花壇に埋めた。これで海水60水槽には、ダムセルの仲間が1匹と、ホワイトソックスだけになってしまった。がらんがらんだ。寂しすぎる。ハオコゼは買ってきてから約1年と9ヶ月生きた。じっと水底にたたずみ、クリルにくいつく様子はコミカルで愛らしかった。ぜひまた飼いたいものだ。
 それにしても、なぜこうも立て続けに…。ぴんぴんしてるホワイトソックスが、謎を深めてしまう。クマノミはともかく、ハオコゼがダムセルにつっつかれたとも思えないしなぁ。

代替クーラー到着
 今朝も海水2m水槽は水温が30.5度まで上がっていて、ピンチだった。クーラーがまたしても止まっていたようだ。朝方の照りつけが厳しいと、すぐに30度を超えてしまう。屋外設置のモーターやクーラーには、80%の寒冷紗をかけてあるが、十分ではないらしい。
 APNから連絡があり、ついにレイシーから代替品のクーラーが届いたという。さっそく取りに行った。これで当面は水温の心配をしなくて済みそうだ。


2000.8.19(Sat)

クーラー交換
 午前中、代替クーラーとの交換作業を行った。屋外作業だというのに、虫除けスプレーが残り少なくて、ずいぶんと蚊に血を吸われてしまった。痒い。
 まずモーター2台ともに停止させてから、配管の行きと帰りのバルブを閉めて海水を遮断、そのうえで、さらにクーラー接続の前後のバルブを閉めておいて、取り外しにかかった。若干、海水が流れ出たが許容範囲、無事、クーラーを取り出すことに成功する。だが、温度センサはコードが壁を抜けて水槽の方にいってるので、外せない。センサの故障という線も考えられるのだが、これは正常品に接続して使ってみることで再現性を確認しよう。とりあえず本体だけでもメーカーに送らねば。
 代替品は、まったく同じタイプだったので労せず取り付けることができた。念のため、内部を真水で洗浄しておいたが、やはりどんな使われ方をしたか不明な器具を自分の水槽につなぐのは勇気がいる。この日は水槽が気になって、何度も何度も確認してみたが、特に異常は見られなかった。水温も25〜26度で推移し、問題なし。外気温が普段より低かったのもあるだろうが、うちのクーラーでは作動してても28度まで上がったことを考えると、排気効率にもかなり違いがあるようだ。放熱板の汚れのせいかな。
 修理代がいくらくらいになるのか、そこが問題。


2000.8.20(Sun)

屍累々
 なんとイサザアミストック水槽が、屍累々になっていた。昨日はまだ十分生き残っていたのに、なんてこった。とりあえず生き残りを集めて13匹ほど、竜之介に食べさせた。この分では明日のはないかもしれない。
 水槽の温度が約27〜28度。イサザアミにはこれでは高すぎるのだろうか。適温が24度くらいと聞いたような気もするので、高いのかもしれない。なんとか金をかけずに冷やす方法は……、やはり夏場は屋外で埋めてしまうのが早いかな。イサザアミなので鑑賞目的じゃないから、土中にあっても全然問題ないし。たぶん穴の中は、これよりは水温を下げられるはず。


2000.8.21(Mon)

真昼のゴースト
 ここ最近、淡水90水槽のブラックゴーストが、明るい昼間でも活動的だ。以前は暗くなるまでじっと石で囲ったトンネルに潜んでいたというのに、いかなる心境変化があったのだろう。しかもよくよく観察してみれば、ゴーストはカイヤン君によく絡んでいる。あの独特の横泳ぎ縦泳ぎ捻り泳ぎを駆使して、カイヤン君に熱烈ラブコール状態だ。どちらも種としてはそれほど遠いものではないだけに、どこか惹かれるものを感じるのだろうか。そうだといいが、じつはぜんぜん違ってて、縄張り争いのまっただ中だったりするとやっかいだな。

ブラックゴーストとカイヤン君
左がカイヤン君、右がブラックゴースト


2000.8.22(Tue)

複数飼育可?不可?
 さてロングフィンスナッパーの複数飼育についてだ。『The Tropical Marine Fish Survival Manual』によれば、こういうことらしい。
 p.89 下段より
 This Pacific Ocean species is nowhere near as large as Lutjanus sebae(センネンダイ)and so can be considered a community species,but two will fight so only a single specimen should be kept.
 ただこの文でよくわからないのが、前半と後半の関わり合いだ。普通、同種同士は闘争することが多いので、混泳させるならばできれば姿形の似通っていない種とすべし、なのではないんだろうか。どうして“センネンダイと community species と考えられるが、but 2匹は闘争するだろう”となってるんだろう。もしや “but” には“故に”という意味合いもあるのかな…。いい辞書を手元に置いておくべきだった。
 それはそれとして“single specimen should be kept”ってことなので、同種の混泳はダメということなんだろう。と思いつつも、じつは同種だけの飼育はOKとかいう意味だったりして?とか。センネンダイの記述がどうして入ってるのかが、やはりここでもひっかかるのだった。ずばっと解説してくれる親切な人が現れるといいなぁ……


2000.8.23(Wed)

さかさかと登場
 部屋の灯りを落としPCデスクに向かうと、海水R360が自然に右前方に位置することになる。夜の水槽はいつになく静かな雰囲気で、竜之介が目を見開いて眠ってる姿がそこはかとなく愛らしい。でも瞳の焦点が合っていない目は、ちょっと怖い。
 そのうち水槽の内周に沿って、さかさかとやりやり君が登場した。やつは夜行性なのだろうか、じつに元気に砂を掘り、進んでいる。貝殻は大豆2つ分ほどという、ちっちゃなやりやり君だが、土木作業機械のような前脚で巧みに砂をほじくりかえすその様は、なんだかとても立派に見える。そういえばちょっと貝殻が窮屈そうな感じだ。そろそろ新しい貝殻を用意してやらないといけないな。


2000.8.24(Thr)

カスミチョウ達
 海水2m水槽では、そろそろ新入りカスミチョウが慣れた頃かなと思っていたら、なんと新入りが“おんじ”に激しく追っかけられているのを見つけてしまった。なかなか新入り達の体表の傷が減らないのは、そういうわけだったのか。先週の長いお盆休みの間中、こういった光景を見なかったので、闘争はもはやないと判断していたのは間違いだったようだ。まぁ四六時中じゃないので、このまま様子見といこう。徐々にではあるが、新入り達の遊泳するスペースが中央にも広がってきているようだし、大丈夫だろう。
 ところで“おちび”の餌の摂取量がここ最近、とても減っているのが気になるところだ。シュアーSサイズでも、ほとんど食べこぼしている。見ている限りでは、Mサイズがふやけてきたところで2〜3粒は食べているらしいのだが、これでは足りないはず。というわけで、竜之介と川魚たちにやったあとの冷凍イサザアミの残りを、食べさせるようにした。これならば食べることができるらしい。せっかく人工飼料に餌付いていたのに、口の異常で嗜好が野生に戻って行ってしまったのかな。

冷凍イサザアミの行方
 冷凍イサザアミは、まず竜之介に与える。コップに移した竜之介の頭上から、ピンセットでつまんでまず1匹。でもたまに把持力が弱くてそのまま沈んでいってしまうやつもある。沈んだやつは竜之介は食べないので(つまんでても最初の1匹が限度みたいだけど)、コップから水槽に戻すときに一緒に入れてしまうことになる。そうやってR360をゆーらゆら漂った冷凍イサザアミは、途中でラプリピンク・ラスsp.に食べてしまわれることがほとんどなのだが、今夜はたまたま1つが水底に到着した。
 目ざとく見つけたやりやり君。たたたたっと駆け寄ってくると、そのまま覆い被さるように乗り上げて、一心不乱についばみ始めた。じつに美味そうである。その食欲に、つい引き込まれて顔を近づけてしまっていた。目があったような気がした瞬間、やりやり君はご馳走を抱えたまま奥へと引っ込んでいってしまったのだった。失敗失敗。
 ところで最近、ここのデバ3匹のうち、2匹が隠れてることが多くなった。調子が悪いのだろうか。

 で、このあと冷凍イサザアミは淡水30の川魚たちの元へと運ばれる。大食漢のヨシノボリのためには、フレークなどよりもこうした食い応えのある餌のほうが腹の足しになってるようだから。今夜もヨシノボリは石組みの間から顔を覗かせていた。ここを住処に決めたようだ。その真上付近からピンセットでイサザアミを流してやると、じつに上手にキャッチしてくれる。5匹は軽い。10匹でもOKかも。そのうち小魚のほうもイサザアミに気づいて横取りしていくのだけど、こちらは2〜3匹が限界のよう。でもずいぶん彼らは大きくなった。

 そして最後は、海水2m水槽でカスミチョウに粉々に近い状態のイサザアミを与えておしまい。これが我が家の冷凍イサザアミの行方である。


2000.8.25(Fri)

得体の知れないもの
 夜、ライブロックの入った水槽を覗くのはわくわくする。今もっとも生々しいライブロックの入ってるのは海水36cmだが、ここでは今夜、体長1cmほどの白い生物が激しく泳ぎ回っていた。体側を高速で波打たせながら、器用に泳いでいる。はたして何の生き物なのか。デバは特に気にするふうでもなく、岩穴におさまって眠りへの誘いに身を任せたまま。
 そのライブロックの上から、クリルを砕いて降らせてやった。カニ達が、ご馳走の匂いに誘われて這いずり出てくる。なんか、大きくなったような。


2000.8.26(Sat)

金魚さらに登場
 買い物に出ていたLicとみこりんが戻ってくると、我が家に金魚が3匹増えていた。またしても金魚すくいをやってきたのだという。今度のは白くて三つ又尻尾がふりひらなミニサイズだ。3匹とも、同じ色とカタチ。元気はいいようだ。
 さっそく水合わせと温度あわせをして、金魚水槽に放つ。先住の体格が良すぎるので、巨体にもまれていかにも危ういオチビ3匹。負けずに逞しく育ってほしい。


2000.8.27(Sun)

水換え7本
 絶好の水換え日和。まずは淡水30cmを4本分、ちゃちゃっと片づけてしまってから、物置から大型バケツを引っぱり出す。そろそろ800リットル分の人工海水の素も尽きつつあるので、今日の水換えで使い切ってしまおう。海水2mを除く残り3本分だから、約60リットルだ。たぶんこのくらいなら大丈夫、のはず。
 大型バケツに真水を注ぎ込んでから、海水の素が入ったバケツを開ける。見るからに、かっちかちだ。触ってみても、これが塩なのかと思うくらい固くなっていた。うむぅ岩塩だのぅ。
 みこりん用バケツでがりがり削ろうとしたのだが、まるで歯が立たず。しょうがないのでピンセットの柄の部分を使って、ようやく砕くことができた。いったんばらけると、塩はぼろぼろにもろく、片手でも簡単に粉砕可能だ。よしよし。
 できるだけ細かくしてから溶かしてみたのだが、いつまでたっても水が透明にならない。はて?とプラケにすくってみて理由がわかった。まるで粉末洗剤のような微粒子が、無数に舞っていたのだ。硬化した時に、成分か何かが変化してしまったのだろうか。手でつぶすことはできたが、なんどかき混ぜてみても、溶けずに残ってしまう。かなり気になったものの、60リットル分を捨ててしまうのも忍びなく、とりあえず海水60水槽から水換えを始めた。
 30リットルを抜き、粒子の舞ってる新しい海水を投入。もとがだいぶ黄ばんでいたので、まさに見違えるような透明度だが、やはり白い粒子は目立つ。大丈夫かな…。大丈夫でなけりゃえらいことだが、しばらく観察してみたものの、ホワイトソックスも平気そうなので、次に行くことにした。

 海水36cm、ここは相変わらず苔がひどい。水換えするので、今日はいきなりブラシでこすった。敷き砂から2cm上まで海水を抜くと、約10リットル。デバの背中は水面から出ないものの、あまりライブロックを空気にさらすのもよくないだろう。急いで新しい海水をそそぎ込む。やっぱり白い粒子は舞っていた。むむむ。
 気を取り直して海水R360へ。さっきので5リットルほど余剰ができたため、20リットルを交換した。やはり粒子は舞っている。海水60のほうは、徐々に粒子が沈殿しているのか透明度が上がっていた。やや安心する。
 都合7本の水換えは、約1時間半で終了。1本あたり12.9分。やはり海水を作ると時間を食ってしまうなぁ。

ついに冷凍イサザアミを…
 竜之介に冷凍イサザアミをやろうとコップを用意していたら、以前から亀裂の入ってた部分がいよいよダメそうなのに気づいた。そういや昨日も少し水漏れしてたな。そろそろ限界か。Licに新しいコップの在処を聞いてみると、どうやらその使い捨てコップは竜之介のが最後だったらしい。困った、竜之介にどうやって餌をやればよいのか…。
 というわけで今日は水槽のままでチャレンジすることになった。

 冷凍イサザアミなので、ピンセットでつまんだままやれるのが幸いしたようだ。しかも竜之介はピンセットに慣れている。水面付近にピンセットを近づけただけで、竜之介はスポイトの時と同じくらい迅速に寄ってきてくれたのだった。
 はたして食べるだろうか。冷凍イサザアミは、吟味して食べやすいリアルなやつにしてあるが。
 竜之介は迷うことなく最初の1匹を食べてくれた。む、これはいい感じかも。続いて2匹目。昨日までならここで終わってしまっていたが…。なんと竜之介は2匹目も、ちゅっぽんと音を立てて吸い込んでくれた。まだまだいけそうだ。3匹目、これもOK。4匹目もOK。5匹目。…し、しまったピンセットを放すタイミングを間違った!竜之介は大きく空振りしてしまい、なんだか不服そう。以後、いくらやってみても食べに来てはくれなかったので、今日の餌やりはここまでとした。

 確かな手応えを感じ、私はおおいに満足している。これで竜之介の食糧事情も安泰かもしれない。

蘇生
 夜、たまたま洗面所方面に行ってみると、床の上にぽつんと小魚の姿があった!
 し、しまったぁ!!
 加速装置が作動したような超高速で床上の魚を“丁寧に”つまみあげる。手遅れか?いや、さっき口が少し開いたような…。脳内で激しく交錯するモノローグ。体はその間にも勝手に動いて、魚を水槽に戻してやっていた。
 じっと見守っていると、少しずつ呼吸が戻っていくのがわかった。腹を上にしたまま流されるままだったのが、やがてびくびくっと体をふるわせたかと思うと、腹を下にして“ぴんっ”と泳いだ。でもすぐに仰向けに。そんなことを数回繰り返したあと、ついに小魚は復活していた。
 発見がもう少し遅れていたら…と思うと、ぞっとする。よかった、ほんとうによかった。
 飛び出しの原因は、午後、冷凍イサザアミをヨシノボリ達にやったときに、少し蓋をずらしておいたのを戻し忘れたからだった。わずか1cm足らずの隙間でも、命取りだ。気を付けておかねば。


2000.8.28(Mon)

もぐもぐごっくん!
 今夜も竜之介にピンセットで冷凍イサザアミをやってみることにした。ところがさてこれからというときにヤボ用ができてしまったので、代わりにLicがやってくれていた。1匹食べさせるのに成功したらしい。イサザアミを放すタイミングにコツがいるのだが、うまくクリアしたようだ。
 では今度は私がやってみよう。無事4匹ほどを食べさせることが出来た。でも、竜之介が吸い込むのと、私がピンセットを放すのがズレて、倍以上の数を失敗してしまった。いったんピンセットを離れると、竜之介は食べてくれない。一応、流されてゆくイサザアミを目で追っかけてはいるのだけれど、食べようとは思わないみたい。これを食べてくれるようになると、随分、ラクになるんだけどな。もうしばらくの辛抱か。
 タイミングが合わないと、うまく吸い込めなくて口先から“でろん”とイサザアミが垂れ下がってしまう。吐き出すかな?と見てたら、なんと竜之介は“もぐもぐ”筒状の口を動かして、徐々に吸い込んでいったのだった。イバラタツはこういう食べ方もできるのかと、少々驚いてしまった。ただ、この飲み込み方ではお腹の中に落ち着く確率が低いようで、あとから「ぺっ」と吐き出される確率も高いようである。やはり“ちゅっぽん”といい音させて飲み込んでもらうのがいいらしい。


2000.8.30(Wed)

脱皮!?
 朝、いつものように餌やりしつつ水槽チェックをしていると、海水60水槽でホワイトソックスの脱皮殻を発見した。なんだか随分久しぶりのような気がする。
 脱皮殻は、これまではエビのカタチに生々しく鎮座していたものだが、今回はなぜかライブロックの一部分に詰め込まれるようにして、ぎゅっと固まっていた。まるでそこに何ものかがいて、引き吊りこもうとしているかのように…。
 実際、そこには何かが潜んでいるようだった。細い触手がちらほらと見える。
 ふいにその殻が、じつは脱皮殻なんかじゃなくて、生のエビの残骸なんじゃないかという思いにとらわれる。先月のスカンク生首事件のことが、まだ記憶に生々しいからかもしれない。急いでホワイトソックスの生存を確認せねば。

 なかなか見つからずに焦った。スカンクよりも警戒心の強いホワイトソックスは、普段でも隠れてばかりだ。全身を見ることなど、1ヶ月に1度あればいいほうで、たいがい白いヒゲの先端だけとか、名前の由来にもなっている白い足先がちらっと覗いていたりといった具合。…でも、ようやく見つけた。ホワイトソックスはライブロックのオーバーハング状になってる部分に、巧妙に隠れていたのだった。このときも頭部を少ししか確認できなかったのだけれど、生首などではなく生きているのがわかったので安心する。
 めでたしめでたし。


2000.8.31(Thr)

クーラーの今後
 夜、APNより電話があった。修理見積もりに出していたクーラーの様子がわかったというのだ。
 さっそくいくらぐらいかかるのか聞いてみたところ、一瞬我が耳を疑った。なに?今、なんと?聞き返しても、やはり答えは同じく「2万円」だった。店の兄ちゃんもこの額には納得がいかなかったので、いろいろ販売元のレイシーに粘ってみてくれたという。でも結局、基盤の総取り替えということで2万円という説明だったらしい。詳しい故障原因はわからないまま、「おそらく」熱なんじゃないかというメーカー側なのだが…。密閉環境に置いてあったのならいざしらず、排熱の障害になるようなものは心当たりがない。なんだか釈然としない結末である。
 まぁ修理見積もり段階なので、詳細な原因追及などはやっていないのだろう。具体的にどの部品が逝ってしまったのか把握できていないようだし。それで基盤を全て取り替えるのだから、なかなか乱暴な修理方法といえなくもない。熱が原因なのだとしたら、いくら基盤を新しくしたところで意味がないというのも、悩ましいところだ。熱設計が十分になされていないのではないかという気もしてくる。
 といってクーラーは季節的にもまだ必要な器具だ。自分で修理するにしても、時間的余裕がなさすぎるのが致命的。配管のバルブの位置が少々まずい場所にあるため、クーラーだけを切り離しておけないっていうのが痛い。モーターを止められるのは長くても30分ほど。その間に、クーラーをばらして、なぶって、再び接続なんてことは、危険が多すぎる。温度調節用の可変抵抗器をとっかえるだけなら、なんとかなるかもしれないが…。

 2万円か。ロングフィンスナッパーなら3匹分。カスミチョウなら7匹分。で、おそらくまた2年後くらいに故障する。
 選択肢は複数ある。

  • 中古のクーラー(500リットル対応)が2万くらいであるらしいので、それを買い2台体勢で運転する。故障してるやつが止まったとしても最悪の事態は避けられる。
  • 故障してるクーラーの制御回路をバイパスし、常に電源ONで作動するようにしておく。そして逆サーモ(1万5千円)を買って、それで温度制御してしまう。これなら熱が原因で今後故障することはたぶんない。
  • 友人のハード屋の協力を仰ぎ、とにかく自力で修理してしまう。でも原因が熱なら根本的解決にはならない。
  • メーカー修理にしてしまう。
  • 修理をあきらめ、故障の少ないと言われるゼンスイのクーラーに乗り換える。

 さて、しばらく悩まねばならないようだ。


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