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〜水のある生活〜
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月 1999 お魚日記
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1999.8.1(Sun)

川魚
 今日は長良川で川遊び。釣り糸を垂れると、面白いくらい、魚が釣れた。まさに入れ食い。長良川の豊かな生命力に感動する。
 澄んだ川底に、巨大な影がゆらぁ。GWにも見かけた“主”らしきコイが寄ってきてた。まさかこんな小さな針にはかからないだろうとは思ったが、でかい魚がいるってのはわくわくする。
 戦果は、カワムツ2匹、アブラハヤ2匹、ウグイ(と思われる魚)が4匹だ。今回オイカワは釣れなかった。あと、Licがすくった小魚が13匹。これもオイカワではなさそう。
 いくらでも釣れそうだったが、このくらいが水槽で飼える限度なので切り上げた。
 帰宅すると、さっそく日淡90水槽の水換え。強力水中ポンプを使ったので、短時間で終了。さっそく釣ってきた魚を水槽に放す。水温を合わせて水換えしたので、水合わせだけしておいたのだ。
 小魚のうち、5匹はざりざり君水槽に入れた。未だ食欲のないざり2号が、もしかしたら生き餌なら食べるかもという期待もあるが、ざり水槽に動きのある魚を入れてもっと自然ぽく見せたいっていう理由の方が大きい。

 90水槽の中は、ずいぶんにぎやかになった。カワムツやアブラハヤ、ウグイは、オイカワのオスほど派手じゃないが、いかにも日淡らしい渋さがある。敷き砂を、大磯砂から川砂に変更すれば、もっと川底の雰囲気が出せるだろう。
 カイヤン君が、また暴れて傷々になってしまった。日淡水槽は、いずれ2m水槽のアングル内部で180水槽クラスを新規に設置したいものだ。

カワムツ
Licが釣り上げたカワムツ(体長7cm弱)。

アブラハヤ
アブラハヤ(体長7cm弱)。名前のとおり、つかむとヌルヌル。

ウグイ(?)
たぶんウグイだと思う(体長7cm弱)。ちょっと体色が金色すぎる気もするけど。

小魚
Licがすくった小魚達(体長1cm弱)。何の稚魚か不明。


1999.8.2(Mon)

川魚乱舞
 夜の餌やりタイム。昨日釣ってきた川魚のようすは、特に異常なし。クリルを砕いて水中に舞わせてみたところ・・・・。魚たちが狂ったように泳ぎ始め、ばくばく餌を食べはじめた。すごい食欲である。
 クリルを2匹ほど砕いてみたが、どれもあっという間になくなってしまった。ウグイ(と思われる魚)の食いが、ややおとなしい感じだが、カワムツやアブラハヤは、もう1年もここで暮らしているかのような食いっぷりである。
 稚魚達には、孵化させたブラインシュリンプをやってみると、ちっちゃい口で、一生懸命食べてくれた。ざり水槽の稚魚にもブラインをやってみると、こちらも元気に食べてくれる。まさにお腹ぱんぱん状態。ちょっと食べ過ぎなんじゃないかと心配になるくらいの、食欲である。
 水槽からの飛び出し防止用に、ガラス蓋でぴっちり閉めるようにしたので、水温がやや高めになってきてる。この水槽にも、冷却用ファンを付けた方がよさそうだ。


1999.8.3(Tue)

金魚が・・・
 帰宅したときには、元気そうに泳いでいたのだが、夕食後、金魚の水槽を覗いてみたら、黒の出目金が落ちていた。昨日、フナ金が落ち、日曜には駄金も落ちていたので、新入りで残ったのは、またもや駄金が1匹だけとなった。
 先住のエラ蓋のない金魚とあわせて、2匹。1匹づつしか残らないのは、単なる偶然だろうか。落ちた出目金のカラダを、盛んにつっついているのを見ると、闘争でもあったのでは?と思わせるのだが、見てた限りではそんな様子はなかったし・・・。
 残った金魚は、さすがに強者ぞろいである。餌をやれば、立ち泳ぎに近い姿勢でがんがん餌を吸い込んでゆく。お腹もぱんぱん。昔、TVで金魚をでっかくする方法っていうのを見たが、つい実践してみたくなるじゃないか。

やどかりが・・・
 海水60水槽のヤドカリ達、ふと気づけば最近1匹しか姿を見てない気がする。どりどり君は、落ちたのを確認してるし、空になった貝殻も転がってるので納得だが、今回行方不明のかりかり君は、いったいどこにいってしまったのだろう。貝殻ごと消えるとは思えないし、もしやライブロックの穴の中にはまってしまったのだろうか?まさかそこまでドジとも思えないが。
 残ったやりやり君は、イソギンチャクの触手に触れそうな位置で餌を食べている。あの貝殻があるので大丈夫なんだろうけど、ちょっとドキドキ。


1999.8.4(Wed)

やっとこさ
 ざりざり達にクリルをやってみる。1号は、あいかわらず貪欲にクリルをむさぼってくれるのだが、2号はどうかな?そろりそろりと、2号を驚かさないようにクリルを近づけてみる。じぃっとこっちを見ている感じ。じわじわっと右のハサミにクリルを触らせてみると、あまり乗り気ではなさそうだが、とりあえずつかんでくれたのだった。
 食欲不振になってからというもの、餌に触るのもイヤという感じだったのに比べると、大きな前進といえる。が、口に持っていって2〜3回囓ったかと思ったら、ぺっと吐き出してしまった。クリルが、ゆらゆらと浮き上がってくる。
 それでも今日はなんだか食べてくれそうな予感がしたので、再度、クリルを口元に持っていってやる。最初はイヤイヤをするかのように押し戻してきた2号だが、やがてぼりぼりと食べはじめてくれた。また“ぺっ”されないかドキドキしながら見ていたが、今度は本気で食べてるようす。このまま拒食が治ってくれたらいいんだけどな。

稚魚わらわら
 玄関に置いてある淡水60水槽では、Licの繁殖水槽から分けて貰ったグッピー達が雑多に泳いでいる。ジャパンブルーもイエローグラスも、ダブルソードも、一緒くただ。
 そんな混泳水槽なので、繁殖も自然に行われている。幸い、水槽の中には流木に貼り付いたウィローモスが、ジャングル状態になってるので、産まれた稚魚が他の魚に食べられてしまうのを、かなり防いでくれている。この“ゆりかご”がなければ、グッピーの10倍くらいありそうなコンゴーテトラのペアに、根こそぎ捕食されていることだろう。
 ブラインシュリンプをやってみると、水草の影から稚魚達がさまよい出てきて一生懸命食べているのが観察できる。こうやって水槽の中で自然に繁殖していく光景は、熱帯魚飼育ならではの醍醐味である。海水魚水槽でも、こうやって自然繁殖するようになればと思うのだが、なかなか思惑通りにはいかないものだ。唯一、産卵に成功していたプテラポゴン・カウデルニィも、オスが落ちてしまったので、また相性のいいオスを探してこなければならないし。でも、いつかは自家繁殖した海水魚が水槽を乱舞するさまを見てみたいものだ。


1999.8.5(Thr)

あれれ?
 夜の餌やりタイム。90日淡水槽の魚たちに、シュアーをやってみた。ものすごい食いである。まるで養殖場のハマチのようだ。しばらくそうやって観察してたが、なにか違和感を感じてしばし考える・・・・・、あ、稚魚達がいない。
 川でLicがすくってきた稚魚が、8匹いなければいけないのに、2匹しか姿が見えないのだ。探してみたが、死体もない。これはもしや・・・。
 GWの時に入れた稚魚は、1匹が落ちたものの残りは全部大きく成長してくれた。あれから3ヶ月、今回の稚魚はどうやら同居の魚に食べられてしまったようだ。釣ってきた魚は、まだ7〜8cmサイズで、稚魚を丸飲みするにはやや足りないように思えたが、現実にいなくなった以上、こやつらの中に犯人(犯魚?)がいるにちがいない。魚食性が強いとは特に書いてなかったが、狭い水槽では逃げるにも十分なスペースがないので捕食されてしまったのかも。
 残った稚魚を、ざりざり水槽に移すべきか考えたが、生き残る期待をこめてそのままにすることにした。ちなみにざりざり水槽に入れた5匹は、毎日ブラインをお腹いっぱい食べて元気である。


1999.8.6(Fri)

結局
 90日淡水槽から稚魚の姿が消えてしまった。昨日残ってた2匹も食べられてしまったらしい。でかくなったオイカワが食べたのかな・・・・
 ところで水槽の水が、なんだか黄緑色っぽくなってきた。入れてる魚の数が多いのが原因だろう。それに餌もたくさんやってるし。早めに水換えしたほうがよさそうだ。


1999.8.7(Sat)

南知多ビーチランド
 今日は、南知多ビーチランドへやって来た。ここは、水族館と遊園地が一緒になってるアミューズメント施設である。さっそく水族館の見学をする。
 大型水槽は2つだけで、残りは地元の生物を主体に展示しているようだ。最近の流行か、ミズクラゲとタコクラゲそれにブルージェリーもいたが、クラゲ専用水槽ではないらしく、吸水部分のスリットに吸われているクラゲがいた。
 ライブコーラルの水槽もあったが、どうしたことかずいぶん調子が悪そうであった。アマチュアのリーフタンクの足下にも及ばない状態っていうのは、ちょっとまずいかも。

南知多ビーチランドの浅瀬水槽 いいなと思った水槽は、地元の浅瀬をイメージしたものだ。底面を砂で敷き詰め、アマモを植え、ボラの稚魚やメバルの稚魚、それにヤドカリやカニ、ハゼ類が入ってる。派手ではないが、ほっとする水槽だった。他にもカニ類や近海イソギンチャクの展示水槽があったが、なかなか渋い味を出している。ちょっと水槽が小さすぎる気はしたが、こういう路線を突き詰めて、他の水族館との特異性を押し出せば、ある意味存在価値が出てくるのではないかと思われた。
 大型水槽は、そこそこのレイアウトがしてあったが、難点は魚を詰め込みすぎているところ。あまりに魚が多すぎて、うるさい感じがする。もう少しゆったり泳がせたほうがいいように思った。


 面白かったのが、別棟で展示されている極地方のほ乳類。セイウチとミナミゾウアザラシが1匹づつ入っていたが、セイウチのプールにはサッカーボールが入ってて、巨大なセイウチがそのボールで楽しそうに遊ぶのだ。その姿がとってもコミカルで楽しい。二見シーパラダイスで見たセイウチに比べると、まだまだ小さいので子供なのかもしれないが、髭面でいかにも怖そうな風貌とのミスマッチが微笑ましい。
 でも、やはりこの水族館の最大のウリは、夏の夜だけにやっている、アシカとイルカのナイトショーだろう。これを見るだけでも、この南知多ビーチランドに来る価値はあるかも。


1999.8.8(Sun)

水換え
 洗面所に置いてある、Licのグッピー繁殖水槽3本、そろそろ水が黄色くなってきたので、水換えをした。いつも水換えに使ってたパワーヘッドは、クラゲ水槽のクーラー用にしたので、昔のように手動ポンプで地道にしゅこしゅこ。
 36cm水槽なので、手動でもさほど時間はかからず終了。コーラルの群の中に、稚魚が1匹混じっているのを発見。だが、この稚魚どうみてもジャパンブルーっぽい。どうやってジャパンブルーの血が混じったのか謎である。

 夜、今度は90日淡水槽の水換えである。15リットルバケツに3杯、交換する。
 昔、90水槽で海水魚を飼っていたとき、ちょうど毎月45リットルごとの水換えをしていたが、当時はそれでもすごい量の海水交換に思ってた。今にして思えば、45リットルなど、少なすぎて本当に大丈夫か不安になるくらいだというのに。慣れとは、恐ろしいものである。
 アブラハヤの1匹が、水面付近でなにやらぼーっとしている。呼吸も、ちょっと速い感じ。やばい状況に見えるが、水換え後は普通に戻った。大丈夫かな?


1999.8.9(Mon)

アブラハヤ落ちる
 帰宅してみると、昨日危なそうだったアブラハヤが、やはり落ちていた。釣り上げたことによるダメージか。やはり、観賞用に釣る場合は、針先の“返し”を除去しておくべきだったかな。

 ざりざり君水槽では、小魚5匹が順調に育っている。Licがそれを見て、「またすくってこよう」と言った。ざり水槽の岩組に、小魚の姿はじつによく映える。次は木曽川ですくってきても面白いかも。川によって、棲息する魚の種類が微妙に違ってるかもしれないし。


1999.8.10(Tue)

ツメタガイ
 南知多ビーチランドに行ったとき、海岸から拾ってきたツメタガイの貝殻は、海水60水槽に入れておいた。やりやり君が、新しい住処にするかな?と思ったからだ。だが、今日の所、変化なし。やりやり君には、まだ少し大きすぎたかもしれない。
 ところで、そのツメタガイを眺めてたら妙なことに気が付いた。入り口付近が、なんだか囓られているようなのだ。貝の巻き方が、それで不自然な感じになっている。
 こんな固い殻を食べる生物がいるのだろうか?さらに観察していると、砂の中から無数の触手が伸びていて、貝殻にくっついているのが見えた。たしかこの触手は、ゴカイの仲間のものだ。貝殻も食べるんだろうか?
 この水槽の敷き砂のなかには、まだ未知の生物が潜んでいるかもしれないなぁ・・・


1999.8.11(Wed)

フレーク
 海水60水槽のハタタテハゼや、他の淡水魚には、テトラのフレークをやっているのだが、グッピーが増えたこともあり、最近消費量が多い。そろそろ缶の底が見えるようになってきたので、新しいフレークを買うことにした。
 今日は水曜だから、熱帯魚ショップは軒並み休業である。そこで、ホームセンターに行ってみたのだが・・・・・
 売り切れであった。小さい缶ならば置いてあったが、大きい缶と、値段がほとんど変わらないため、とても買う気にはならない。そういえば、この店、2〜3ヶ月前に来たときも、フレークの大きい缶、品切れ中だったような?海水魚用の餌が、そうばんばん売れるとは思えないので、意図的に商品を補充してない可能性もある。
 週末、APNで買ってこなくては。それまではクリルで我慢しててもらおう。


1999.8.12(Thr)

あれ?
 2m水槽で、ひそかに存在を主張していた謎のテンジクダイの姿が、最近見えない。
 もしや落ちてしまったのだろうか?
 近頃、帰宅してからゆっくり水槽を眺める時間がとれないので、単に見逃している可能性はあるのだが・・・・。ゆったりとデッキチェアに寝そべりながら、水槽を泳ぐ魚をぼぉっと見つめる、そんな贅沢な過ごし方を、ここ最近していない気がするなぁ。それに水槽中をびっしりと覆った、セイタカイソギンチャクもうっとおしい限りだし・・・・。
 ややマンネリ気味な、今日この頃である。


1999.8.14(Sat)

漏電
 夜、買い物から戻ってみると、家中の電気が消えているのに気が付いた。ヤバイ!ブレーカーが落ちたんだ。急いで配電盤をチェックする。が、メインスイッチは落ちていなかった。「?」
 1つ1つスイッチを確認していると、1つだけオフになっているのを発見。こいつが原因かと、オンしてみると、一瞬だけ通電するが、あっというまにオフになる。・・・これはもしや、何かがショートしているのでは??
 悪い予感は、Licがクルマから持ち出してきた懐中電灯の明かりで当たっていることが判明した。オフになっているのは、漏電検知のスイッチだった。
 そこで、オーディオ関係と、2m水槽関係のコンセントを抜いて、もう一度オンにしてみると、今度は問題なく通電した。やはり、この2つのうち、どちらかで漏電もしくはショートが発生しているらしい。水槽系が一番怪しい。前面パネルを開けて、屋外設置のモーター類のコンセントだけを挿してみると、予想どおりブレーカーが落ちる。このコンセントにつながっているのは、モーター2基と、紫外線殺菌灯、それに水槽用クーラーである。さっそく庭から外にでて、チェックしてみると・・・・・
 なんと紫外線殺菌灯の、配管の1つが外れているではないか!?そこから海水が溢れ、下に設置してあるクーラーなどがびしょぬれである。これはもうクーラーが原因としか思えない。そこで、クーラーだけコンセントから外し、電源を入れてみると、案の定、通電する。うーん、まずい。この季節にクーラーが故障しては、魚の死活問題である。
 それにしても、紫外線殺菌灯の配管が外れるなどということが、自然に起こるものだろうか?いくら水圧が強まったにしても、力のかかる方向が90度ずれているため、こんなカタチで抜けるというのは考えにくい。見れば見るほど、人為的に配管を外されたっぽいように感じる。しかし、いったい誰が???
 謎だ。謎すぎる。ここは家の裏手で、その向こうは崖なのだ。誰かが道路からちょっと見かけていたずらするには、不自然すぎる。明確な破壊の意図がないかぎり、こんな感じにはならないだろう。
 いちおうクーラーのヒューズを確認してみたが、これは大丈夫らしい。装置内部でショートが起きているのではなさそう。すると、温度センサの端子部分が原因かも。
 いずれにしても、クーラーの故障なら早急にAPNに連絡せねば。その前に、もう一度クーラーを作動させてみよう。コンセントに挿して、電源オン。・・・ぐぉぉぉぉん、という低い振動音。クーラーは、何事もなかったかのように動き始めるではないか。海水が乾いてきたからかな?
 まぁ、なんにしても作動したので、よしとしよう。だが、夏休みの帰省中に、また同じようなことが起きたら、それこそ水槽全滅である。配管は、針金でぐるぐる巻きにしておくのがよさそうだ。

90水換え
 90日淡水槽の水換えをした。さっきの漏電で電気が止まったあと、再始動したモーターの威力で濾過槽の汚れが水槽内部にかなり舞ってしまっている。今日は、ちょっと多めの60リットルの交換である。
 水を入れ替えたあと、モーターの揚水量が、やや落ちているのに気が付いたので、分解掃除を試みる。インペラー部分には、水草の枯れたやつと思われる繊維質のゴミが、大量に付着していた。これでは揚水量が落ちるのも道理。掃除を終えて、動き始めたモーターからは、先ほどとは比較にならない力強さで水が流れていくのが見えた。
 水槽を舞う細かなゴミを獲るため、上部濾過に新しいウールマットをセットして、濁り凝固剤を投入。明日までには、キレイな水に戻っていることを期待している。


1999.8.15(Sun)

留守準備
 明日から帰省するので、水槽の気になるところは今日中に調整しておく必要がある。今一番の問題は、クラゲ水槽が苔まみれになっていることだ。さらに1週間放置すれば、どんな状態になるのか想像するのも恐ろしい。そこで大掃除することにした。ついでに海水60水槽の水換えもやろう。30リットルの海水を作るのも倍の60リットルでも、大差ない。
 130リットルバケツでちゃっちゃと海水を作り、まずは海水60水槽の水換え。14000Kに誤魔化されて爽やか色に見えるが、やはり海水は古くなっているのだ。
 クラゲ水槽のほうは
くらげ日記に書くとして、無事水換えは終了した。ブライン孵化用に、新しい海水をバケツにキープするのも忘れずに。
 あとは、昨日配管の外れた殺菌灯のパイプを固定すればOK。ビニール紐で、ぐるぐる巻きにしておく。ほんとになんでこいつが外れたのか謎すぎる。


1999.8.16(Mon)

グッピーが
 今日は帰省の日。魚達に異常はないか最後のチェック。
 キッチンで飼ってるLicのグッピーに、1匹やばそうなのを見つけた。尻尾をたたんでいる。よく観察してみると、さらに2〜3匹、同じように尻尾をたたんだやつがいる。はり病とかいうやつの症状に似ている。Licに報告しておいてから、メチレンブルーを規定量溶かし込んでおいた。軽傷っぽいので、大丈夫だろう。
 他の水槽の魚は問題なさそう。あとはブレーカーが落ちないことを祈るしかない。


1999.8.20(Fri)

お引っ越し
 帰省終了!4日ぶりの我が家である。ブレーカーも落ちることなく、水槽はみな無事であった。
 海水60水槽を眺めてて、ふいに気が付いた。ツメタガイが、ライブロックにくっついてる。「あれ?」
 なんとやりやり君が入ってるではないか。Licの拾ってきたツメタガイ、ちょっとサイズが大きいので入らないだろうなと思いつつ、沈めておいたのだが、やりやり君、いったいどんな心境の変化が!?
 ツメタガイに入ったヤドカリって、見慣れないだけに不思議な感じである。


1999.8.21(Sat)

犯人
 朝、うとうとしてたら、先に起きてリビングでがたがたやってたLicが慌てて2階に上がってきた。何事!?と思っていると、2m水槽の屋外配管してあるワーディアンケースの中に、野良猫が2匹寝ていたらしい。しかもその場所が殺菌灯の部分という。
 謎はすべて解けた!
 配管が外れたのは猫のせいに違いない。パイプの下に潜り込んで、うーんと背伸びでもすりゃ、あっさりパイプは外れるだろう。うぬぬぬ、野良猫めぇ・・・・・。
 ワーディアンケースを囲ってしまわねばなるまい。


1999.8.23(Mon)

お引っ越し2
 やりやり君は、結局ツメタガイの新居は気に入らなかったらしい。今日見たら、元の貝殻に戻っていた。ヤドカリにも、いろいろこだわりがあるのだ。我々人間が、今日着ていく服であーでもないこーでもないと悩むのと同じように。やどかりの場合、貝殻が生死を分ける場合もあるわけで、そう言う意味では人間でいう戦闘服なみの気遣いが必要なのだろう。


1999.8.25(Wed)

移動
 海水60水槽で飼ってるシライトイソギンチャクが、最近流浪の民となっている。それまでは、ちゃんと投下ポイントでしっかと根付いていたのだが、何がいったい気に入らないというのか。
 目的なく流浪しているため、ライブロックの裏側とか、そういう変な場所に入り込んでしまうので気が気でない。住処にしているクマノミも、寝にくくてかなわないだろう。
 といって無理矢理固定するわけにもいかず、ひたすらイソギン様の機嫌が戻るのを待つしかない。元の場所に戻ってくれればいいのだが・・・


1999.8.26(Thr)

またお引っ越し
 夜、海水60水槽を覗くと、やりやり君がまたもやツメタガイに入ってるのが見えた。どうやら迷っているらしい。でもこれで、どちらの貝殻にも不満があることは確認できた。もっといろんな貝殻を入れてやることができれば、やりやり君にぴったりの貝殻があるかもしれないけれど。
 実家の海で海水浴したとき、巻き貝の貝殻を拾ってこようと思っていたのに、つい忘れてしまった。もはや来週で8月も終わり、海のシーズンも終了である。来年の夏まで、やりやり君、我慢してくれるだろうか。・・・・・というわけで、明日からプーケットに行くという義妹に、やりやり君用の貝殻を拾ってきてとお願いしておいた。気に入るのが落ちてるといいんだが。


1999.8.28(Sat)

丸洗い
 お盆休みにメチレンブルーを入れて、今日まで薬浴中だったLicのグッピー水槽を丸洗いする。病気はどうやら殲滅できたようだ。
 薬浴前は、ヒドラが大発生していたこの水槽、いまではそのグロテスクな姿はどこにもない。もしやメチレンブルーにはヒドラ退治の効果もあるのかな?ヒドラに効果があるなら、ひょっとしてセイタカイソギンチャクにも有効だったりして。
 入れてた水草は、アマゾンソード以外は溶けてしまっていた。うーむ、やはり光量不足かな。このままじゃ殺風景なので、60淡水水槽にて大繁殖中のミクロソリウムから子株を持ってくることにした。水槽の中でとぐろを巻くほど、葉先から子株が伸びているのだ。ついでに流木のウイローモスもトリミングして、グッピー稚魚の寝床用に使うことにする。
 45cm水槽では、子株のミクロソリウムでも見応え十分。やはり緑の色彩が入ると、見違えるように生き生きしてくる感じ。

ざり洗い
 ざり水槽に、苔が目立ってきたので洗う。最近は、2号もコンスタントに2〜3日に1度はクリルを食べてくれるようになり、ほっと安心の日々である。1号の食欲はあいかわらず凄まじい。もはや体格では、2号を凌駕している。でも、特等席にはずっと2号が陣取っているのだ。ざりの強弱関係は、単純にガタイのでかさだけでは決まらないらしい。
 Licが長良川で捕まえてきた小魚を同居させて、約1ヶ月。1匹が行方不明となり、現在4匹生存中である。体長は約4cmにまで成長した。最近、岩陰でかたまり、じっとしていることが多い。この水槽は、濾過システムはエアリフト式の底面のみなので、水流が弱いのだ。そろそろ強い水流が必要になってきたのかもしれない。日淡90水槽に移すべきかも。

水換え
 週末恒例の、日淡90水槽の水換えである。先週末は、帰省から戻ってきた直後ということもありサボってしまってたので、今回はちょっと多めのバケツ5杯分、75リットルの水換えを行う。
 最近、ハゼの姿を見なくなった。落ちたにしては死体が見あたらないので、小魚が食われたのと同じく、ハゼも捕食されてしまったのではないかと想像している。


1999.8.29(Sun)

ついにやられる
 朝の水槽チェック。ざり水槽のライトを点けようとして、何かが水面に浮いているのに気づく。胴体だけの魚であった。ざりに襲われたらしい。
 残りの3匹は、あいかわらずじっと岩陰で潜んでいる。餌をやっても以前のように食べに来ない。成長した小魚には、やはりこの水槽の水流は合わないのだ。日淡90水槽に移すことを決めた。
 網でプラケに追い込んで捕獲しようとしたが、岩組に隠れてしまってうまくいかない。結局、岩組を全部出して捕獲に成功。慎重に水合わせをする。昨日、90%の水換えをしたばかりのざり水槽と、1/4交換の90水槽とでは水質が違いすぎるはずだ。
 ざり水槽では、岩組を少しばかり変えてみた。しばらく様子を見ていたが、新しい岩組でもやはり2号のほうがイイ場所に収まってる。1号は、クーデターを企てるでもなく、静かに水槽の隅っこで満足しているようす。ざり同士の会話を聞いてみたい気がするなぁ。

 さて、日淡90に移した小魚だが・・・・・・・お昼ごろチェックしたところ1匹見あたらなくなっていた。食われたとしか考えられない。体長4cmあれば大丈夫だろうと思ったが、甘かったか?
 残りの2匹は、元気そうに泳いでいる。食われませんように・・・・


1999.8.30(Mon)

ぱっくぱく
 日淡90水槽に移した小魚2匹(入れた当初は3匹いたが、1匹は直後に捕食されたもよう)は、餌を入れるとびゅんびゅん泳ぎ回って食べるようになった。やはり水流が不可欠らしい。昨日より一回り大きくなった気さえする。
 カワムツ、オイカワ、アブラハヤ、ウグイの群も、シュアーをばんばん食べてくれるので、はや一缶なくなりそうだ。ところで最近、カイヤンの餌として入れている、プレコタブレットの減りが激しい。春頃には、1日に4個ほどでも食べ残しがあったのに、今や8個入れても30分後にはきれいになくなっていたりする。そういえば、去年もこんなことがあった。急にカイヤンの食いが激しくなる現象。食欲の秋・・・ということかな?


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