気になる腹 最近みょーに腹の出てきた……ブラックネオンが1匹いる。特に目立つのがその分厚さだった。まるで何かがそこに巣くっているかのように。 昨年も似たようなことがあった。その時には2〜3匹がこんな具合に腹が膨らんでいたように思う。どう見ても卵を持ってるような雰囲気だったが、いつの間にか腹は元通りになり、産み付けられたはずの卵は、どこにも見あたらなかった。すぐに食べられてしまったのかもしれないけれど。 今年はこの1匹だけらしい。毎朝、腹チェックしてやろうと思う。
気になる水温 ふと見れば、海水2m水槽の水温計が“26.3度”を示していた。まだ朝になったばかりだというのに。この分では昼間はもっと上がっていたかもしれない。クーラーの設定温度が合っていないのか、それとも、また故障したか…、いずれにしても水温の心配をしなければならない季節にはや突入したようだ。
苔の向こうに… いつもの餌やりタイム。まっさきに食いついてくるはずのロングフィンスナッパーが、今朝はどうしたことか見当違いの場所で、ぐりぐりとアクリル面に執着してる。いったい何をやっているのだろう?まさか体調が悪い、とか?そんな恐い心配を始めた頃、ふいに彼は何事もなかったかのように水面に浮いてるクリルに気づき、まったく問題ないとでも言うように豪快な食欲を見せてくれたのであった。食いっぷりを見る限り、どこもおかしくようには見えないが…… ひょっとして苔っているのでこちらが見えにくくなってるのかもしれない。ここのところ水槽のメンテをやってなかったので久しぶりに“ばっちい”水槽になっているのだ。 でもカスミチョウはいつも通りに餌を食べに来てる。この矛盾が説明しにくい。視力の差、かな…
朝の作業 ちょいと早起きできたので、久方ぶりに水槽作業など始めてみる。といっても本格的な水換えとかではなく、差し水&簡単な苔掃除だけど。 玄関を飾る海水60と淡水60は、水位が半分までに下がっていて、あやうくヒーターが露出しかけていた。まずこいつをなんとかせねば。それに海水60のほうは茶苔もひどい。横から中の様子を窺い知るのはほぼ不可能。餌やりするにも蓋を持ち上げ、上から覗き込まねばならない状態だ。ひどい、酷すぎる。 急激な比重の変化は避けねばならない。とわかってはいても、ついついやってしまう一気差し。カニのことがほんの少し気にかかる。そして苔掃除。穴蔵からハオコゼ君が怪訝そうに見つめていた。何度か手が近付くのを我慢していたようだが、そのうち辛抱たまらなくなったかいずこかへと泳ぎ去って行ってしまった(60cm水槽だから、たかが知れているんだけど)。 明日、ハオコゼ君が穴に戻ってきているのを願いつつ…
そしていずこかへと ハオコゼ君は戻っては来なかった…。 またどこか砂の下に潜り込んでしまったのだろうか。ざざっと見た限り、発見できず。腹がすくのを待つしかあるまい。
さらなるリフォーム 苔のなくなった見やすい水槽で、新たな発見。海水60cmのライブロックに居候していた例のカニが、その根城である穴蔵を、さらに拡張工事したらしいのだ。牢獄のように入り口を塞いでいた数本の棒状の岩をほぼすべて破壊し尽くし、ぽっかりと口の開いた状態にしていたのだった。で、本人がどこにいったかといえば、更に奥に広間を増築したようで、居心地よさそうに収まってるのが見えた。すっかりくつろいでいるようだ。 たくましき生命力よ。 今日もハオコゼ君、戻ってこず。
案の定 数日前から淡水90cm水槽からヘンな音がしていることには気付いていたのだが、なかなか確認できずにいた。今日、ようやく濾過槽の蓋を開け、その原因を見つけることができた。なんとなくそんな予感はしてたんだけれど、その予想どおりならばそんなに急いで手当しなくてもいいかな…とか思ってただけなのだが。で、その原因とは、やっぱりモーターの故障だった。 淡水90cm水槽の上部濾過槽には、2つの揚水ポンプが取り付けられていて、今回はそのうちの1つがおシャカになっていたのだった。異音は、その死んでしまったモーターから聞こえている。遅ればせながら、コンセントを抜いておいた。残り1基は順調に作動しているが、流量が半減したままではいずれ影響が出てくるだろう。早めに取り替えておかないとなぁ……
久しぶりの水槽メンテ “早めに取り替えておかないとなぁ……(2001.4.16の日記より)”なんて言いながら、2週間も経ってしまった。おまけに日記もその間中断してしまってるし、なんだか水槽への情熱が薄れてきつつあるようなないような。 だからというわけでもないのだが、今日は久しぶりに水換えをした。 はじめは金魚水槽から丸洗いしてたのだが、途中でふとあることを思いついたので、即座に実行に移すことにした。その“あること”とは、水槽の統廃合である。 金魚3匹は、日々よく食べ、よく寝て、じつにすばらしく成長をみせてくれていた。そんな彼らを、このまま窮屈な30cm水槽で飼うのは問題が多いだろう。そこで、金魚水槽は廃棄し、中の3匹の金魚達は淡水90へと移すことにした。成長したといえば、淡水30cmの川魚2匹も該当する。このまま30cm水槽で飼い続けるには、金魚以上に問題だろう。そこで、彼らは現在空回し状態のザリガニ水槽(60cm)へと移すことにした。30cm川魚水槽は、廃棄とする。 こうなったら残る30cm水槽2本も、同様に廃棄したほうが落ち着きがよい。それらの水槽で飼っているグッピーとふりひら金魚達は、現在の淡水60cm水槽に併合しよう。そして、淡水60の置き場所を、現在淡水30cmを3本並べている洗面所の水槽ラック上に変更する。こうすることで、玄関の靴箱上には海水60cm水槽だけとなり、圧迫感が減少するのではないかと期待する。玄関入ってすぐ脇に、60cm2本が出迎えると、靴箱上という背の高さもあって、ちょっと狭苦しいイメージがあるなぁ…と、今更ながらに気がついたのだった。 まとめると以下のようになる。ちなみに今回は淡水系だけの統廃合だ。海水水槽の統廃合計画も、いずれ実行に移す予定。 金魚水槽(30cm)->廃棄(淡水90cmへ移住) 川魚水槽(30cm)->廃棄(60cmザリガニ水槽へ移住) グッピー水槽(30cm)->廃棄(淡水60cmへ移住) ふりひら金魚水槽(30cm)->廃棄(淡水60cmへ移住) * 淡水90の水換えは、いつも通りの手順で無事終了。故障していたモーターは、ようやく買い置きのモーターと交換してやることができた。岩組も少々変更。穴蔵を2つ用意していたのを、1つに減らし、その分の岩は撤去した。これで少しはカイヤン君も広々泳げるのではなかろうか(根本的な解決じゃないけど)。 そしていよいよ金魚投入。その広さに戸惑うように、左奥の隅っこでじっと固まっている。まぁ彼らのことだから、馴染むのにそんなに時間は必要ないとは思うけど。それよりも気になったのが、ブラックゴーストの行動だった。まだ明るいというのに、穴から出たままで、さっきからずっとカイヤン君に激しくアタックをかけている。執拗に擦り寄り、大きな口を開いて噛みつく素振りを何度も見せる。鋭い歯でもあったら流血沙汰にもなりかねない。岩組の位置を真ん中よりにしたのがいけなかったのだろうか。でもあんまり隅に寄せていると、ゴミが溜まりやすいし…。いましばらく観察しておこうと思う。 続いてザリガニ水槽への川魚受け入れ準備開始。こちらはほぼリセット状態にまで丸洗いした。もちろん底面濾過部分も含めての大掃除だ。そして再セット。岩組は川魚用に大幅な修正を加えておいた(背の低いトンネルを多数設けてやった)。この状態にまでしておいて、今度は川魚水槽での作業を始める。まず中の魚をバケツに取り出し、水を抜く。この水は、そのままザリガニ水槽に入れた。そして底面濾過の濾材である敷き砂も、すべてザリガニ水槽へ移動した。これで移住のダメージを最小限に抑えることができるんじゃなかろうかと期待する。 川魚投入。やはりこちらもじっとトンネルの中に隠れて固まってる模様。30cm水槽3つ分の広さになっただけなのだが、随分広々して見える。最後に水槽に蓋をしておしまい。蓋は念入りに隙間をすべて塞いでおいた。ちょっとした隙間からでも、彼らは器用に抜け出してしまうからここは最重要チェックポイントである。 さて、最後は残る30cm水槽から、すべての生体の引き上げだ。といっても、グッピーはわずかに5匹であることが判明し、それほど大仕事にもならなかった。これで稚魚わらわらだったら捕獲も大変だったろうが… それにしても相変わらずここの水槽環境は、ミクロソリウムにとって具合がいいらしい。ジャングル状態は、ますますものすごいことになっていた。これらもすべて取り出してて、移植に備える。 こちらの底面濾過の濾材(敷き砂)は流用しない予定だったので、洗って袋詰めに。水槽を丸洗いして撤去したのち、淡水60cmの移動準備にとりかかる。 上部濾過槽を取り外し、水草&流木をどかし、魚をすべてバケツに移してから、敷き砂を同様にバケツへと移動。ここの敷き砂をいじるのは、じつに数年ぶりである。底面濾過は入れてなかったが、ヘドロの堆積はほとんど見られない。しかし、セラミック製の砂というのが災いし、長年の使用で微細な粒子が溜まりに溜まっていて、少々洗ったくらいではまったく濁りが取れないのだった。いつまでたっても赤茶色の鮮やかな色水になってしまう。これらはすべてセラミックの微粒子なので、いずれは沈殿するとは思うのだけれど、なんとなくひっかかった。ただいつ果てるとも知れぬ砂洗いには少々飽きてきた。バケツに入れたままの魚のようすも気になるし、セッティングに移る。 思い立って底面濾過を付けることにした。30cmで使ってたやつが3枚余ってたので、それらを連結するのだ。パイプの穴はそれぞれ開けてあったので、パイプ3本立てとなる。60cm水槽に3本立てとは、少々奇妙な取り合わせだが、まぁいい。その上から先ほどのセラミック製の砂をどばどばと入れ、気を付けながら水を注ぐ。が、やはりたちまち赤茶色に染まってしまった。1cm先も見えないほどの濁り具合に、作業はすべて中断。このままでは水草を植えることも出来ない。底面濾過、上部濾過を回したまま、しばらく待ってみたが、1時間やそこらでは澄んできそうになかった。仕方がないので、魚達のバケツにヒーターと簡易濾過槽をセットして、今日の作業は終了とする。 今回の統廃合により、ヒーター170W分(ひょっとすると220Wかも)を削減することができた。はたしてこれがどのように電気代に現れてくるのか、気になるところだ。
砂埃、舞う 昨夜はセラミックの微粒子で茶色く濁っていた淡水60水槽だが、今朝はようやく落ち着いたようすで水は透明になっていた。さっそくナナ着き流木を沈めてみたところ、底面濾過のパイプからまたしても“ごうごう”と噴煙を吐き出すのである。やはり底面濾過を加えたことで微粒子が少しの衝撃でもスルーしてしまうのだろう。なんとなくそんな気はしていたのだが、いずれは安定するんじゃなかろうかという期待を持っていた。だが、この状況を見ている限り、いつまでたっても安定は望めそうにない。底面を外す…という選択肢もあるのだが… 結局、砂の方を取り替えることにした。セラミック製の砂はすべて撤去し、代わりに、昨日まで淡水30cm2本で使ってきた大磯砂+透明砂を敷いてみる(再び水をすべて抜き、茶色く汚れた水槽を丸洗いしたのは言うまでもない)。若干、厚みに不安は残るものの、とりあえずなんとかなりそうな感じだ。昨日砂を洗っておいたおかげで、濁りもほとんど発生しなかった。すぐさま水草の植え込みにかかる。 ミクロソリウムを、まるで田植えのようにぷすぷすと余すところなく挿していくと、底面余すところ無くミクロソリウムのような具合になってしまった。幼苗もかなりあるので、いずれこの水槽もすさまじいジャングルになるにちがいない。 さらに流木&ナナをセットし、魚も戻し、上部濾過槽+ライトで水槽を覆う。やはり水槽上部は開口されているほうが開放感があって断然良いなぁ……なんて思いつつ、照明点灯。…ん〜、緑が目にうれしい。昨日までの淡水60とは、ぜんぜん違うイメージだ。なんというか水槽が広く感じる。コンゴーテトラが泳いでも、以前ほど狭苦しい感じがしない。置き場所が狭くなった分、相対的に水槽内部が広く感じてしまうのだろう。 * さて、旧ざり水槽に移した川魚たちだが、岩のトンネルを器用に泳ぎ回っていた。活発に広々と泳ぐというより、ちょこまかと岩に寄り添うような感じの泳ぎ方だ。なおも観察していると、中央の少し大きめのトンネル内が、二匹の根城らしいことがわかった。それにしてもこの二匹は仲が良い。いつも寄り添うようにおさまってる。 体長5cmほどになったが、種類はまだわからない。鱗のキメの細かさと、目立った模様がなさそうなことから、なんとなくウグイのような気もするが、はたして正解は何だろう。今年の秋ごろには判明するだろうか。 一方、淡水90cmに移した金魚達も、すっかりなじんだようすで餌をねだりにやってきている。餌の投入部分をどうやって察知するのか、正確に右前方に集まっているのは、さすがだ。素晴らしき食いしん坊の勘。 ゴーストはいまだ落ち着きなく昼間でもふらふら出てきてる。カイヤン君への攻撃は、多少減ったような気がするものの、まだ荒れている模様。 * 午後から海水2mの苔掃除。随分久しぶりの掃除だったので、苔をできるだけ水槽に散らさないように気を使ってるうちに、時間を食ってしまった。 海水水槽の統廃合、いまだ妙案に至らず。