Prev|Next|最新の日記|Index
1999.10.2(Sat)
ざり水換え
今日は、ざり水槽の水換えである。岩組をすべて出して、底面の毒抜きもやってしまおうという本格的なお掃除なので、ざり達はそれぞれプラケで隔離、玄関に避難させておく。ざりは捕獲しやすいので、水槽掃除もラクである。
水をほぼ全量入れ替え、プラケを使って底面をいたわりながら注水する。60水槽だと、こういう方法でも水換えができるのがうれしいところ。あとは岩を元のように組み直して、完成である。
ざりは、プラケに入れたまましばらく水槽に浮かべてから戻しておいた。で、小一時間後に見に来ると、ざり達は、岩で作った隠れ家に、どういうわけか後ろ向きに収まっている。前から見ることができるように隠れ家を組み立てたつもりだったが、彼らにとっては、前後が逆だったらしい。ざりにも、好みがあるのだろう。さっそく手直ししておいた。今度こそ、ざりは元のように、前を向いて収まってくれて一安心。
1号のカラダに、茶色の苔がうっすらつきつつあるのが気になるところだ。
殺菌灯消える
2m水槽の紫外線殺菌灯の球が切れていた。交換球を冬のボーナスまで待つべきか、悩むところだ。できれば今回は、石英管も買っておきたいのだ。毎回交換のたびに、海水を抜くのは面倒だから。しかし、この温度変化著しい時期に、殺菌灯がないというのはリスクが大きいかも・・・・。
1999.10.3(Sun)
フレークを買う
海水魚用のラージフレークの大きい缶をいつも使っているのだが、よく考えてみれば我が家の魚で、この海水魚用フレークを必要としているのは、60水槽のハタタテハゼだけなのであった。特に消費量の多い、グッピー達には、海水魚用でなくても十分である。そこで、今回の買い換えでは、海水魚用ではなく、熱帯魚用のフレーク、しかも小型缶にしておいた。
大型缶は、海水魚用も、熱帯魚用も、どちらも1600円ほどと、それほど値段に差はないのだが、なぜか小型缶は、海水魚用が1200円もするのに、熱帯魚用は500円以下なのだ。もちろん大型と小型のメーカーは一緒。この妙な値段設定は、いったいどうしたことだろう。一番売れているのが熱帯魚用小型缶というのは想像できるが、やはり数が出るものは値段も下がるということだろうか。それにしても倍以上の差というのは、なんかしっくりこない。
海水魚用のフレークは、なので大型缶を買ったほうが得なのだが、熱帯魚用は、逆である。小型缶を買ったほうが安上がり。不思議な現象であるなぁ。
1999.10.4(Mon)
さらに水換え
日淡90水槽の水換えをした。バケツに3杯。木曜日、徹底的に汚れを吸い出したはずなのに、はやくも岩付近に汚れが溜まっているのが見える。さらに吸い出しておく。
岩組も、また変えておいた。それにしても、こんなに早く汚れが溜まるとなると、水槽システムそのものに手を入れた方がいいかもしれない。汚れ吸い取り用に、パワーヘッド1台投入して、吸い込み&水流をつける。でもやはり、底面に簀の子状の吸い込み口を付けておくのが確実だろうなぁ。敷き砂なしで。岩組だけでも、川魚が大丈夫であれば、検討してもいいかも。
1999.10.5(Tue)
脱皮
帰宅すると、ざり2号が脱皮していた。今回も、じつに生々しく美しい抜け殻であった。欠損していた左のハサミも、だいぶ復活したようす。これでは1号と見分けがつかなくなるではないかと思ったが、なんと今回の脱皮で、2号は体格がぐぐっと良くなったのだ。右のハサミなど、それまでのハサミがオモチャに見えるほど、逞しくいっそう凶悪な感じにごつごつしてきている。まさにアメリカザリガニのハサミであった。白色個体のスーパーホワイトのため、なんだか凶悪ではあっても美しさが垣間見えて、なかなかよい。
これで、1号との力関係はまた微妙に変化するだろう。
1999.10.6(Wed)
騒音
どうも最近、2m水槽から発する各種振動音が、以前より大きくなったような気がする。TVの音量設定が、地上波を受信しているときでも26以上ないとよく聞き取れないのだ。モーター類を屋外設置した当初は、たしか20〜22近辺でも大丈夫だったはずなので、かなり悪化してきているといえる。
水槽から発生する音には、モーターの音、モーターの振動音、濾過槽の水音、水流の音、落水パイプの音、などなど、考えねばならない要素が多すぎて、悪化してきている原因を突き止めるには、FFT(高速フーリエ変換)によるスペクトル解析を施してみたくなる。
直感的には、モーター類の音というよりは、水流や濾過槽からの音が増したような気がしているのだが、原因が思い当たらないため、なにやら気色悪い。おそらく水槽上部に、きっちり密閉できる蓋をつければ、かなり低減できるのだろうが、落水パイプの入り口に消音装置を立ててあるため、通常の蓋では密閉できないのだ。ガラス蓋では細工が難しいので、やはりアクリル板を買ってきて工作するのが一番だろう。2m×60cmのアクリル板、しかも厚みは5mmほどとなれば、値段も本格的になってしまうのが恐ろしいが、どうしたものか。とにかく原因追及をしてからだなぁ。
1999.10.8(Fri)
水カビ?
日淡90水槽を眺めていると、タナゴの1匹に白い粉状のものが付着しているのに気が付いた。鱗がささくれているようにも見えたので、松かさ病とも思ったのだが、まだこの段階ではどちらとも判定しかねる状況だ。白点病でないことだけは確かなのだが・・・。他にも感染していないかじっくり観察してみたが、幸いタナゴ1匹だけのようである。しばらく様子を見てみよう。
最近プレコとカイヤンの餌食いが少し悪くなってきた気がする。プレコタブレットも、4〜5個で残り餌が発生してしまうほどだ。といっても、晩夏からの異様な食欲のほうが普通ではなかったのだが。でも、相変わらず底面に沈殿している汚れは多い。明日にでも水換えしておかねば。
1999.10.9(Sat)
孵化率低下
いつものようにクラゲにブラインをやろうとスポイトで吸ってみたところ、なんとほとんど孵化していないことがわかった。最近帰りが遅かったので、ずっとクラゲの給餌はLicがやってくれていたのだが、たしかにブラインの孵化率は落ちてきていたらしい。でも、今夜の状況はあまりにひどい。孵化率1割以下なのである。
先週はこんなに悪くなかったはずだ。コンスタントに8〜9割は孵化していた。いったい何が原因だろうか。ブラインの卵は1kg缶であり、開封からかなり経ってしまったため劣化が目立ってきたのかも。
グッピーも最近ベビーラッシュのため、ブラインは欠かせない。今夜孵化した数少ないブラインを、慎重に未孵化の卵から選り分けて、配給しなければ。
明日も孵化率がこんなに悪いと困るので、新しくセットした卵の投入量は、いつもの倍にしておいた。はたしてどんな結果になることやら。
1999.10.10(Sun)
90水換え
どういうわけか、日淡90水槽にナメクジが1匹沈んでいた。海水ではないので溶けてはいなかったが、かなりデカイそいつが蠢くさまは、かなり不気味である。退化した甲羅が、浮き上がって見える。苦しんでいるようだ。
すぐに水槽から撤去したかったが、今日はみこりんの保育園で運動会があり、朝は準備で忙しく、とてもそんな余裕はなかったのだった。運動会が終わってから、どうなっているかと水槽を覗くと、すでにナメクジは息絶えているのがわかった。灯油ポンプで吸い出すのも、なんだかイヤだったので、網ですくってみることにしたのだが、ナメクジといえば全身から分泌される粘液が特徴的だ。水槽中に、その粘液が舞っていたら・・・・なんだか水に手を入れるのも気持ち悪い。だが、このままではもっと気持ち悪いことになる。ぱぱっと網を入れて、さっと取り出し、庭から外にポイ。は〜、落ち着いた。
水換えもやっておく。今日はバケツに4杯、60リットルだ。岩組をどけて、沈殿物を吸い出してゆく。濾過槽のモーターは止めずにおいたのだが、2基のうち一方からの落水がほとんどない。またインペラーに汚れがつまっているようだ。さっそく分解掃除しておいた。ウールマットも洗っておく。これがないとウェット式の濾過槽の場合、濾材にすさまじい汚れがヘドロのように溜まってしまうので、ウールマットは必須である。
新しい水を入れ、岩組も変えて、無事終了。なぜかタナゴの群れが、さっきまで岩を置いてた場所の砂をつっついている。何か栄養物でも付着しているのかな?これまでそういう行動を見たことがなかったので、興味を惹かれてしまった。水カビ病かもと思っていたタナゴの1匹は、水換えするまえまでは、その白い物体は体表から5mmくらい盛り上がるほどになっていたのだが、水換えしたとたんあっというまに消滅していった。うーん、あれはいったいなんだったのか。まぁ、よくなったようなのでよしとしよう。
カイヤン君が、また大暴れしてしまい、傷傷になってしまった。いつか水槽のガラスが割れそうで、心配である。はやく新しい大型水槽を用意しないと。。。
1999.10.11(Mon)
海水交換
海水60水槽と、クラゲ水槽の海水交換をした。約2ヶ月ぶりである。
60のほうは、苔取り要員のシッタカ貝がいなくなってしまったので、若干茶苔が目立っている。だが、底面の敷き砂には苔が付着していない。砂の中に潜んでいる無数の生物のおかげだろうか。
130リットルバケツで、新しい海水75リットル分を、まず作っておき、60水槽で30リットル、クラゲ水槽で30リットル(全交換)という具合である。60は、単に少し底面の毒抜きしたくらいで、あとは単純な入れ替え作業のため楽勝だったのだが、クラゲ水槽はクーラーの取り外しなどの作業もあり、やや時間をくってしまった。だが、ガラス面の緑苔をこそげ落とし、苔まみれの塩ビ板を撤去すると、見違えるように美しい水景ができあがる。そろそろくらげ日記のほうも、再開しようかという気になるから不思議だ。
水換えが終わると、次は2m水槽の苔掃除。ほんとうは、ここも水換えしたいところだが今日は時間がない。来週までおあずけである。で、苔がなくなってすっきりした水槽を見渡していたら、何かが足りないような気がして点呼してみると・・・・・キンギョハナダイのオスがいないことがわかった。探し回った結果、奥のライブロックの窪みで、ごそごそしているようす。尻尾が、少しぱさついているのが気になる。大丈夫だろうか。その他は異常なし。
今日予定していた作業はここまでだったが、あまりに天気がよいのでついでに淡水60水槽のほうも水換え&掃除することにした。水草をトリミングして、水を15リットルほど換え、ガラス面にうっすらとついていた苔を掃除して、ぴかぴかに。なんだかこの水槽、いつのまにかグッピー雑居水槽と言ったほうがいい感じになってしまった。着々と、グッピーの稚魚は世代を重ね、手を入れれば、グッピーに触れるくらい群れている。あ!?コンゴーテトラのメスは??ふいに気が付いて探してみたが、狭い水槽のどこにも、メスの姿は発見できなかった。落ちてしまったらしい。オスだけが残ってなんだか寂しそう。
グッピーだらけというのも、少し変化に乏しいような気もするので、そろそろ新しい魚を検討してもいいかも・・・と思う今日この頃。
ついでに金魚水槽も、半分ほど水を換えておいた。金魚、ますます大きくなってきたなぁ。
1999.10.12(Tue)
病気?
朝、2m水槽でキンギョハナダイのオスの姿を探してみると、ふらふらっと隅っこで泳いでいるのを発見した。体表が、なんだかぼやけて見える。なんだろう?と思ったら、鱗表面に、何か透明な“もや”のようなものが付着しているのがわかった。いや、もしかするとこれは付着しているのではなく、体表が盛り上がった結果かもしれない。全身というわけではなく、部分的にそうなっているのだが、カリフラワーのような白色でもないので、なんだか気になってしょうがない。薬浴してみたい思いでいっぱいだが、この水槽から1匹を取り出すのは、ほぼ不可能・・・、自然にまかせておくことにする。殺菌灯が消えているのが気にかかる。
1999.10.13(Wed)
ハナダイ落ちる
昨日、危なそうだったキンギョハナダイのオスは、やはり落ちてしまった。ライブロックの窪みに、横たわっているのが見える。取り出そうと、岩をどけてみて気が付いたが、その岩の後ろは、謎のテンジクダイが住処にしている場所だったはずだ。今も生き残っているだろうか?
残念ながら、謎のテンジクダイの姿はどこにもなかった。いつのまにか落ちていたらしい。ずーっと隠れていることが多かったので、あまり顔を合わすこともなかったのは事実だが、独特の地味さが密かに気に入っていただけに、落ちてしまったとなるとなにやら寂しい。次回入荷するようなことがあれば、今度は60水槽のほうで飼ってみようと思う。60くらいならば、隠れてしまってもたかがしれている。あのスケルトンなボディを、もう一度見てみたい。
1999.10.14(Thr)
性転換
ハナダイのオスが落ち、群は3匹のメスだけになってしまった。ハナダイは、ハーレムのオスが落ちると、メスで一番強いものが性転換してオスになる。我が家の水槽でも性転換が見られるだろうか。朝の水槽チェックで、それぞれのハナダイを調べているうちに、1匹に異変が生じ始めているのに気が付いた。
頭から、胸にかけて、メス本来のピンク色から、オスの赤色になりつつある。しかも、背鰭の先端が長く伸びていた。メスの背鰭はこんなふうにピンと長い部分はない。これはオスの特徴だ。こんなに早く性転換が起こるものなのかと、驚きつつ、とにかく記録しておこうとデジカメで狙う。しかし、こんなときに限ってデジカメが言うことを聞かない。フラッシュONにして充電も完了しているのに、なぜか点灯しない。ベストな位置で何度シャッターを切っても、肝心のフラッシュがつかねば意味がない。何度も撮り直していたが、出勤時間が迫ってしまったので中止となった。じつに悔やまれる。それらの画像の中でも、もっともマシなものが以下の画像である。分かりにくいが、メスからオスへの変化の様子が現れているのが見えると思う。あぁしかし、キンギョハナダイは、オスよりメスのほうがキレイなのだ。できればメスのままいて欲しかったかも・・・
日淡90
カワムツ2匹落ちた。
1999.10.15(Fri)
性転換進展中
オスになりつつあるキンギョハナダイのメスは、もう赤さもすごみをまして、すっかりオスの姿である。姿だけではなく、メスにアタックまで仕掛けている。心もオスになってしまったらしい。早い。あまりに早い変態である。こんなに簡単にメスがオスにカラダの構造を変化させられることに感心する。
やはり自然界では、悠長に変態に時間をかけていては死活問題なのだろう。
それにしても、カラダの色やヒレのカタチだけでなく、サイズも大きくなったような気がしてしょうがない。まるでゲッター線を用いた変形のごとく、カラダも伸びるんだろうか?
日淡90
タナゴの水カビ病が再発していた。1匹はすでに落ちてしまったようだ。
メチレンブルーを投入する。
1999.10.16(Sat)
日淡90
タナゴ1匹、カワムツ1匹落ちた。
1999.10.17(Sun)
日淡90
Licの釣ったカワムツが落ちた。もっとまえから弱っていたのだが、サイズが一番大きかったので、今日までもったのだろう。小さい魚は、あっというまに弱ってその日のうちに落ちる。
クリルの新しい缶を買ってきた。これまでの輸入物っぽい外観から、イラストなどを多用したオシャレ系なパッケージになったところが新しい。
1999.10.18(Mon)
日淡90
カワムツ1匹、ウグイ1匹落ちた。死体に外傷など目立った特徴なし。
大やけど
朝、クラゲ水槽を見たら、いつもならふよふよ泳いでるクラゲの姿が見えなかった。悪い予感がして、探してみたら、ヒーターに貼り付いているのを発見。あわてて取ってやる。
日曜日、ヒーターと敷き砂との隙間に、クラゲが挟まりそうだったので、ヒーターの位置を上にずらしていたのに、まるで磁石が黒板にくっつくがごとく、ぺたっと貼り付いていたのであった。遅ればせながら、ヒーターカバーを付ける。
クラゲの火傷は、脚の半分と、傘の一部であった。脚は、だいぶ溶けてしまったようだ。傘のほうは、なんとか無事そうだが、火傷はあとになってみないと被害は正確にわからない。心配である。
帰宅して、クラゲを見てみると、火傷はかなりひどいらしく、脚は2本を残して完全に溶けてしまった。傘も幅1cm奥行き2mmくらい真っ白になってしまった。気のせいか、傘のサイズが小さくなったような。水分が流出しているのかも。
だが、このくらいの傷ならば再生するはずだ。問題は、再生のあと、体力を使い果たしてしぼんでしまわないかどうかである。ブラインを食べてくれるだろうか。今日は、とても無理そうだが、明日に期待しよう。
1999.10.19(Tue)
日淡90
タナゴ2匹、カワムツ1匹落ちた。
これで、タナゴ及びカワムツは、この水槽から姿を消したことになる。
1999.10.20(Wed)
日淡90
ウグイ1匹落ちた。
残り餌に、水カビが生える。調子を崩すまでは、残り餌に水カビが生えたことなどなかった。やはり雑菌などが多くなっているのだろうか。
クラゲ
火傷の傷は、ふさがったようだ。ブラインをやると、2本の脚でとにかく食べてくれている。なんとか再生の元気を快復してほしいものだ。
1999.10.21(Thr)
日淡90
早めに帰宅できたので、水換えしようと思ったが、急用で会社に行かねばならなくなり、結局できず。
1999.10.22(Fri)
日淡90
ウグイ1匹落ちた。これでウグイ全滅。残った川魚はアブラハヤ1匹のみ。
残りの熱帯魚は、カイヤン君、プレコ、パール&ブルーグーラミィ、ブラックテトラである。どうやら、濾過システムがいかれているんではないかと推測する。完全に壊れたのではなく、微妙に濾材のパフォーマンスが落ちたのでは。より敏感な川魚に影響が先に出るような。
とにかく水換えである。こういう事態では、一気換えもやむなし。100リットルほどの交換。心なしか、カイヤンの泳ぎが元気っぽくなったような。濾過バクテリアの素を明日にでも追加しておこう。補助は、どんなものでも欲しいところだ。
ここの濾材は、20リットルのシポラックスだが、かなり風化が見られる。肝心の多孔質が崩れている可能性がある。人工濾材を、さらに買い直すには、かなり出費が必要だが、明日にでもAPNで相談してみようと思う。
らぶらぶざりざり
ざりに餌をやろうとして驚いた。いつもなら、別々の穴に収まっている彼らが、今日はなぜか2匹一緒に穴に入っているのだ。こんなことは、今夜が初めてである。いったい何が起きているのだろう。一緒にいても、特に何かをしているようすはなく、ただ静かに並んでいるだけ。
じつはペアリングした!というのならば、うれしいことだが、彼らの今後が激しく気になるところである。
1999.10.23(Sat)
日淡90
ここ最近の日淡90水槽崩壊の危機は、なんとか終息しそうである。餌をやってみると、アブラハヤが以前のように水面まで勢いよく上がってきて食べてくれた。こうして元気に餌を食べてくれれば、ほっと一安心である。
予定どおり、今日はホームセンターで濾過バクテリアの素を買ってきた。さすがにBICOMのものは置いてなかったので、一番説明文がまともそうなやつを選んでおいた。
どぼどぼと入れると、しばらくは黄緑色に染まっていたが、夜になって見てみると、驚くべきクリアな情景がそこに出現していたのだった。一時しのぎには、十分役に立ちそうである。
ざり水槽
昨日、あやしげなラブラブモードになっていたざり達だが、今朝は何事もなかったかのように、別々の岩に収まっていた。いったい昨日のアレは何だったのか。なんだか妙に気になってしょうがない。
2号の食欲はすさまじいのだが、1号はあいかわらず拒食である。この2匹は、脱皮のたびに、食欲魔人と拒食を交互に繰り返しているような気がする。ざりの特性なんだろうか。
温度をかけていないので、そろそろ水温が夜中は10度まで下がるようになってきた。やはり砂を厚く敷いて置いたほうがいいのだろうか。ざりのページで勉強してこようと思う。
1999.10.24(Sun)
水換えの予定が・・・
今日は、2m水槽の水換えをするつもりだった。水量に対して、生体の数が圧倒的に少ないとはいえ、小量を定期的に換えるほうがいいにきまっている。それに、APNにいるはずのカスミチョウも、水換えしてからでないと買ってくるのもためらわれる。
がしかし、今日は朝からじんと響く筋肉痛なのであった。風邪であろうが、熱出して寝込んでいようが、水換えを優先せよとは、海水魚飼育の不文律・・・・とはいえ、魚が元気に泳いでいたりすると、ついつい「来週でもいいかな・・・」なんて思ってしまうのでいけない。良い飼い主への道のりは、まだまだ険しいのであった。
来週こそ、水換えしなければ。
1999.10.25(Mon)
こんこん
昨日一日、海水60水槽で暮らすサンゴショウスベスベヤドカリの“やりやり君”が、じっとうずくまったまま微動だにしないので、心配だった。大きめのツメタガイに入っているので、そうやってうずくまってしまうと、貝殻しか見ることができず、いったい中がどうなっているのか気になってしょうがない。思わず、指でノックしたくなるのだが、中で静かに冷たくなった姿を発見してしまったら・・・と思うと、躊躇してしまう。まぁ、じっとしたくなる時もあるかなと、気楽に待ってみるのが一番だ。
で、結局やりやり君は、今朝は全開ばりばりに動き回っていたのであった。
ふと思ったのだが、もしや昨日、やりやり君は、じつは貝殻から抜け出していたのではないのか?と。ツメタガイから抜け出して、ライブロックの奥に遊びに出かけていたとしたら、傍目には微動だにしないツメタガイの姿しか見えないではないか。こんなに元気なやりやり君なのだ、じっとしていられるはずがない。まさか、またもや住処替えの誘惑に駆られているんでは。。。。
1999.10.28(Thr)
ぴかぴか
日淡90水槽は、バクテリアの素を入れてから素晴らしく透明度がよい。魚の数が激減したという影響もあるだろうが、もともとプレコとカイヤンだけの時でも、こんなに透明な水が長続きしたことはなかったことを考えると、やはり追加したバクテリアの効果なのだろう。
今夜は、プレコタブレットを入れたとたん、カイヤンが食いついてきた。いい食欲である。プレコも、さっそく匂いをかぎつけて水底に下りてくる。この水質を維持できるように、あとは濾材をなんとかせねば。ボーナスまであと一ヶ月。
1999.10.29(Fri)
はさまれる
ざり水槽では、日に日に下がる水温に、2号も1号も、なんだか寒そうである。石のレイアウトは、夏の間は涼しげでよかったが、こうして秋も深まる季節には、ちょっと風情に欠ける気がする。落ち葉でも入れてみると、いいかもしれない。
さて、今夜も2号にエサをやる。クリルをつぶして中の空気を抜きながら、触覚にちょんと当ててやると、穴蔵から這い出してくるエイリアンのように、岩の中からぐわっと現れてくるのである。しかも巨大なハサミを振り上げて、ちょうだいポーズ。迫力である。
上手にハサミにクリルを夾ませることができれば成功なのだが、今日はなかなかうまくいかない。ざりも、クリルを追っかけてハサミを繰り出してくるのだが、クリルを持った指まで餌食にしようとするのである。いかに指をはさまれないように、クリルを渡すかが問題である。
何度目かの行き違いのあと、ぱしっとやられた。見事に指をはさまれてしまったのだ。こういうとき、慌てて指をほどこうとすれば、ざりを驚かせてしまう。ゆっくり落ち着いて、ざりからハサミを外すようにもっていくのが肝心である。だが、力の強くなった2号のハサミは、なかなかに痛い。でも、本気ではさんでいないあたりが、可愛いではないか。
無事、クリルを渡すことに成功。2号は、じつにおいしそうについばみはじめたのであった。1号の拒食が、はやく直ってくれるといいのだが・・・。
1999.10.30(Sat)
2m水槽水換え
懸案だった2m水槽の水換えを、本日午後、ついに実行する。天気は上々、水換え日和だ。職業病である右手首の腱鞘炎が、やや気になるが、先週の筋肉痛ほどひどくはない。
今日は約200リットルの海水を交換する。買い置きの800リットル用人工海水の素が、だいたいそのくらいで底をつくのだ。
130リットルバケツ2つに、それぞれ110リットルずつバケツで温度調整した水を入れ、塩を溶かす。みこりんのオモチャのバケツに、約2杯の塩で、110リットルの真水が、ちょうどよい比重の海水になる。この事実を発見してから、海水作りも楽になった。
あとは水槽から強力水中ポンプで古い海水を抜き、同様にバケツから新しい海水を入れれば終了である。だが、今日は思わぬアクシデントが待っていたのであった。
もうじき海水を抜き終わるというころ、流しに固定していたはずの排水ホースがのたくる蛇のように暴れ出たのである。吹き出す海水。水浸しになるフローリング。
わずか数秒の出来事だったが、強力水中ポンプゆえ、20リットルはこぼれたようだ。Licに怒られつつも、気温が低いのでせっかく温度合わせしてある海水が冷えてしまわぬうちに、海水交換を終わらせるべく続行したのだった。床は、Licが片づけてくれている。一人で作業してなくて、ほんとうによかった。
無事、海水交換も終わり、バケツを片づけ、床掃除を手伝いながら、最後の仕上げ。ウールマットを新品に換えて、飾り珊瑚の位置を変更。海水交換が終わったあとの、ほっとする瞬間がたまらなく好きだ。これであと1ヶ月は、海水交換の心配をしなくても済む。
来週は、久しぶりに海水魚屋さん巡りでもしようと思う。
1999.10.31(Sun)
やりやりくん!?
買い物から戻ってみると、玄関の海水60水槽で、どきっとするものを発見してしまった。それはまさしく、殻から抜け出たやりやりくん!しかも、ぴくりとも動かない。ま、まさか死んでいるのでは・・・・。みこりんも、心配げだ。
やりやりくんが入っていた貝殻は、隅っこで鎮座している。こちらも微動だにしない。主を失った悲しみを、全身で表しているかのようだった。
だが、なんだか変だ。やりやりくんの死体らしきものには、腹部が見あたらない。朝は、こんなものはなかったので、落ちてすぐこういう姿になるというのも考えにくい。・・・これはもしや脱皮のあとではなかろうか。だがいまいち確証が持てない。それほどリアルな姿なのだった。
さて、夜、海水60水槽にクリルを砕いて散らしてやる。ハオコゼが、今日も元気にクリル片を丸飲みだ。ごそっと、何かが動く。なんと、やりやりくんが愛用していた貝殻が、持ち上がっているではないか。その下からは、元気そうなやりやりくんの姿を発見!
やはりあれは、やりやりくんの脱皮の後だった。うれしいと同時に、ちょっとだけ驚かされたことに脱力感も隠せない。だが、この脱皮でやりやりくんの体格も、一段を大きくなったはず。そろそろ新しい貝殻が必要になるのかもしれない。
食う
カイヤン君は、プレコタブレットを常食とする。今夜は、9個のタブレットを丸飲みしてくれた。すごい食欲である。お腹の形も、タブレットが詰まっているような感じに張っている。
現在30cm超。淡水2m水槽の設置まで、この90水槽がもってくれればよいのだが。
Prev|Next|最新の日記|Index
|