ちょこっと不安な ハオコゼ君が餌を食べない。なんとしたこと!? 分厚い唇に、若干傷が入っているような気もしないではないが、特に変わった点はないような……でも水換えしたあとはいろいろ思わぬ変化が起きやすい。大事なければよいのだが。
青いスズメ復帰 ハオコゼ君の食欲は今日も戻らず。 ネッタイスズメを隔離した産卵ケースに、ずいぶん茶苔がついてきた。この中は水の流れもかなり悪い。そろそろ出してやった方がいいだろう。具合のほうも随分良くなったことだし。 ネッタイスズメをこのまま海水60cm水槽に戻すと、あとから小型ヤッコとか入れられなくなるので、やはり当初予定どおり海水36cmに移動することにした。そこのデバは2m水槽に移せば万事うまくいく…はず。 そう思ってデバを水槽から出そうとしたものの、苔の多さに手を焼いた。なにしろ中がほとんど見えないのだから、捕まえる以前の問題だった。苔掃除を決意する。 メラミンスポンジできゅっきゅと磨き、視界クリア。でも、デバがあんまり気持ちよさそうにライブロックの穴に出入りしてるものだから、移動を躊躇ってしまった。……さてどうするか。 2mの濾過漕にいる青いスズメを海水60cmに戻して、かわりにここへネッタイ君を入れよう。産卵ケースに入れておくよりはましだ。そのうちまたいい方法を考えることに…。 さて本水槽へ戻った青いスズメを久々にじっくりと横から見る。尻尾はやはり斜めに切れたままで再生していない。再生に必要な部分を失ったのだろう。でも数ヶ月ぶりに見るブルーメタリックの色彩は、青い照明とじつによくマッチしていて爽快だ。ついでに海水60cm水槽も苔掃除。岩肌にうっすら茶苔が付着しつつあるので、苔取り貝をまた買ってこなくてはなるまい。 * 金魚死す……
やっと安心 やっとハオコゼ君が餌を食べてくれた。といっても以前の大食漢ぶりはどこへやら。クリルを二片ほどでもうおしまい。でもそれほど腹はへっこんでいない。もしかして水槽の中に発生してるゴカイなどの生物を、自分で食べているのかも。
スナッパーの口 今週はじめにシュアーM切れてしまったので、カスミチョウにはフレークを食べさせている。昔はこのフレークばかりをやっていたものだが、数年前にシュアーに切り替えてからは、カスミチョウも今ではフレークにほとんど興味を示さなくなっていた。が、さすがに空腹には勝てなかったようで、今日の餌食いはなかなかすさまじかった。それにフレークならば口先の変形したオチビでもたくさん食べられるようだ。今後もシュアーとの併用がいいかもしれない。 大型ヤッコなどは餌やりのときに、人に慣れていると指をかじったりしてくれるのだが、近頃はロングフィンスナッパーにその傾向が見られるようになった。真上を向いて、口先をぱっくり開けたまま水面からちょこんと突きだしてくる姿は、なかなか愛らしい。
生々しいライブロック 夕方、シュアーと人工海水の素を買いにAPNへ出撃。 展示水槽には手頃なタテジマキンチャクヂアとワヌケヤッコ、フレンチエンゼルがいた。しかしながらバブル期ならともかく、いまとなっては彼らを連れて帰ることは容易ではない。 大きなハナミノカサゴ(ブラック)もいた。こいつを泳がしてみたい欲望に一瞬かられたが、6800円という値段に踏みとどまった。今日は目的のものだけにしておいたほうがいい。と思った矢先に、ライブロック貯蔵水槽が目に留まる。 岩の表面には、無数の動きがあった。かなり生々しいようだ。カメノテみたいなやつから、クマデのような触手がちょいちょいっと規則正しく出てくるのが面白い。ライブロックにはよく付いてるヤツだけど、こんなにびっしりと密生してるのは初めて見た。その他にも二枚貝がかなりくっついていて、なかなか楽しい。ケヤリやイバラカンザシなんかもわりと付いており、お買い得。でも今日は買わないけれど。 ふと思い出したので苔取り貝を2匹買うことにした。ガラス面の苔、しかも緑苔にはその能力が未知数だけれど、何もしないよりはいいかな。それぞれ海水36cmと60cmに入れてみよう。
おともだち 台所で歯を磨いていると、みこりんがつつつっとそばにきて言った。「おともだちいれてあげてね、おとーさん」 一瞬何のことかわからなかったが、しばらくしてみこりんの目線に気付き、それの意味することがわかった。みこりんは海水36cm水槽のデバが1匹だけなのを指して、もっと仲間を泳がせるべしと言っているのだった。 でもそのまえに水槽の苔をなんとかしないといけないけれど(またしても苔まみれに…)。デバの群泳、久方ぶりに見てみたい気もする。36cmじゃとても狭くて無理なので、たぶん2m水槽でのことになるとは思うけれど。
発生してきたもの 今月の8日に、みこりんが保育園のお散歩途中で捕まえてきたオタマジャクシは、じつはまだプラケの中にいる。わずか1週間ちょいの間に、オタマたちは2倍ほどに育っていて、じつに元気がよい。でもそろそろ水換えでもしてやらないとまずいかな(プラケには濾過装置はもちろんつけていないし、エアも入れてない)…と上から覗き込んだところ、オタマ以外になにやら小さなモノがちょこまかと動いているのが見えた。な、なにやつっ!? よく見えるように蛍光灯の下に移動させ、背景が白になるような目線で確認すると、どうやらそれはミジンコの類とわかった。でもちょっとカタチの違うやつもかなり混じっていて、ミジンコ以外にもさまざまな微少生物が発生しているようだ。オタマの排泄物が、なんだかいい感じに“土”へと還っていて、目に見えない生物もかなり繁殖しているらしいことがうかがえる。 やはり池の水を多少なりとも混ぜておいたのが影響してるのだろう。こういう状況で見ず換えしてしまうと、きっとよくない結果になる。いましばらくこのままの状態で飼うことに決めたのだった。
そして動かなくなった 海水36cm水槽のデバが落ちた。だが習慣とは恐ろしいモノで、落ちたのに気づいていながら、ついフレークをやってしまっていた。苔の浮いた水面に、誰に食べられるでもなくゆらゆらと浮いているフレークが虚しい。 その同じ水槽で、夜、ウニ坊やがひっくり返っているのに気付く。触手はうにうに動いていたが、いっこうに起きあがる気配がない。しばらく見守ってみたが、やっぱり進展がなかったので一時観察を中断する。小一時間ほどたったころ、どうなったかなと再び水槽の前へ。 ウニ坊やの位置が若干ズレたような気がした。トゲが部分的に重力に引かれて下に向きつつあるような……。触手に動きが見られない。まさか起きあがる気力もなくなってしまったのではなかろうか。そう思って割り箸を突っ込み、裏返ったウニ坊やをライブロックの上に正しく乗せてやった。小振りなカニが1匹、割り箸にアタックを仕掛けてくるのが見えた。 そして真夜中、ウニ坊やは未だ動かず。
そして、ついに… 朝、どきどきしながらウニ坊やの様子を見る。昨日ライブロックの上に乗っけてやっていたのだが、また下に転がり落ちていた。でも、今度は起き上がることができたらしい。ゆっくりゆっくり、砂の上を移動していた。あぁよかった、ウニ坊やは大丈夫だ。 ……と、喜んだのもつかの間、夜もういちど水槽を覗いてみると、隅っこの方でひっくり返っているのが見えた。トゲの大部分が“へなっ”と倒れ伏し、触手も縮れたように力無く漂っている。一回り、体が小さくなってしまったかのような印象だ。どうみても生きているとは思えない。あぁ、やはりウニ坊やは力尽きてしまったのか。 36cm水槽の今後を、もう一度考え直す時期に来ているようだ。
梅雨の合間の苔掃除 茶苔が目立つようになってきた淡水90cm水槽の水換えをやった。以前はかなり大量に水換えしなければクリスタルな輝きが戻ってこなかったのだが、前回の水換え時の大掃除が効いているのか、今回は小規模ながら、驚くほど透明感が復活してくれた。でもカイヤン君が大暴れしてしまったので、マイナス20点。 バケツと脚立を出したついでに、淡水60と川魚水槽も苔掃除&水換え実施。淡水60の方には、下の方にほんのわずかながら原色系の嫌な感じの緑苔が貼り付きつつあったので、被害が小さいうちに徹底的にお掃除お掃除。密集状態の水草には、目立った苔は存在しない。やはりこの場所がいいのだろう。 川魚水槽の方には、うっすらとスポット状に茶苔が付きつつあったので、メラミンスポンジで丁寧に除去。川魚はその間中ずっと、岩陰に隠れてた。鱗の緻密さ、黄鉄鉱のような色彩などから、彼らがウグイなんじゃないかと最近思っているのだが、いまだ確信はない。餌食いは驚くほど素晴らしく、フレークをばんばん食べてくれる。一夏でどこまで大きくなるのか楽しみだ。 淡水水槽がひととおり終わったあと、海水60水槽もついでに苔掃除。苔取り貝は、最初に乗っけてやったライブロックは精力的に苔を食べてくれているのだが、それ以外のところに移動できないようで、ガラス面にはぼんやりと全体的に茶苔が発生していた。これもメラミンスポンジできれいきれい。フタを戻してライトを再点灯すると、ハオコゼ君がゆらゆら〜っと泳ぎ出てきた。体色が妙になまっちろい。ずっと砂の中に潜んでいたからだろうか。最近姿を見かけないと思っていたが……。 青いスズメはもうすっかり落ち着き払って、水槽の主である。ここに新たに魚を追加するのはちょっと大変だ。なんとかいい方法を考えねば。
空転 空回りを続けるR360…。そろそろクラゲの季節に突入だが、今年もクラゲを飼ってみようかどうしようかと迷い迷って、幾千年(嘘)。撤去するのは簡単だが、せっかく生きてる水槽をなくすのもなんだし、もうちょっとだけ待ってみようか。 でも秋になっても結局このままになったりして。おぉぉ恐ろしい。
覆水盆に返らず 玄関の靴箱の上に置いてあったプラケの1つが空っぽになっていることに気がついたLicが、なぜなのかと私に問いかける。プラケは2つ置いてあって、1つにはオタマが2匹住んでおり、もう1つのプラケには汲み置きの水が入っていた。 汲み置きの水が入ったほうは、今朝、玄関の鉢植えにやってしまったのだと答えると、控えめなリアクションながらショックを受けているようす。いったいどうしたのか……と聞こうとして、ある可能性に気がついた。以前からLicはオタマのところに発生していたミジンコだとかそういう小さな小さな生き物に並々ならぬ興味を惹かれていたのだ。ミジンコだけ別のプラケで飼ってもよい?と聞かれたこともあったような。 やってもぅたらしい。ミジンコ達はいまごろ鉢植えの土の中だ。いたしかたあるまい。またオタマのとこから移せばいいやん。何?もうミジンコはいない?オタマが全部食べちゃった?ありゃりゃ。
カエルの新居 Licの提案で、カエルを余ってたハムスターケージに移動させてみた。このケージは受け皿部分と、檻とで構成されていて、カエルのように生きた虫などを捕食するには具合が良さそうである。このまま庭に置いておけば、自力で餌を捕れるかもしれない。 受け皿部分には水を張った。大きめの石で陸地を作ってやったので、水位は若干深めの2cmほどだ。カエルはしばらくじっと水に浮いて、喉をぷくぷくと動かしていた。なんとなく気持ちよさそうな雰囲気だ。 あとからLicが図鑑で調べたところによれば、水と陸地の比率は逆のほうがいいらしいことが判明した。が、そう長く飼う予定ではないので、このままでいこうと思う。いずれ田圃に放してきてやろう。あるいはこのまま庭に放し飼いでもいいかもしれない。何にしても生き餌を食べる生物は自然に置いておくのが面倒でなくていい。
発見 じつに久しぶりのことだが、部屋の隅っこを掃除してみた。PCデスクの下とか、普段手を入れない箇所の整理整頓と拭き掃除だ。ちょうど海水R360水槽が置いてあるPCデスクの下は、海水がこぼれたのか湿気ていて、あやうくカビてしまうところだった。よかった、早めに気がついて。 奥の方につっこんだ手に、なんだかちくっと刺さったような?雑巾を引き出してみると……、「な、なんてこった!」 そこに貼り付いていたのは、干物状態の小さな魚。うっすらと生前の色彩がわかる程度の保存状態だった。薄いピンクの体色、そして2cmほどの大きさ…、今年の2月に消滅したラプリピンク・ラスsp.に違いあるまい。やっぱり水槽から飛びだしてしまっていたのか。む、無念…。
ハオコゼの死 ハオコゼ君が死んだ… 昨夜、呼吸が荒い状態で、見るからに調子が悪そうだったが、やはりダメだったようだ。ここ最近は餌をやっても以前のように飛びついてくるほどの食欲がなく、まったく食べないことのほうが多かった。心配していたのだが… 外見に異常は特に見あたらなかった。内臓系をやられたのかも。残念だ。
真夜中のジャンプ 最近またカスミチョウが喧嘩している。5匹のカスミチョウのうち、一番大きなヤツと、2番目のヤツだ。といっても両者の体格はほとんど互角。どちらかが圧倒的という状況ではない。 特に夜、部屋を暗くしてから、頻繁に追いかけ&追いかけられて、ときどき水面でばしゃっと跳ねる。そのたびにドキッとするが、これまでのところ、本当に飛び出したことはない。 体表に若干の擦り痕が付いているが、ヒレは両者ともキレイだった。今すぐ隔離という雰囲気ではないが、そろそろ水槽に変化が必要ということなのかも。早めに水換えして、いつカスミチョウが入荷してもいいように準備しておかねば。
海水水槽の移動 午前中のうちに海水2m水槽の苔掃除は済ませておいた。だから水換えとなっても、それほど時間はかかるまい。 実際、夕方5時ごろから始めて、水換えが完了するまで1時間ちょっとだった。このまま水換え用具を片づけてしまうのもなんだかもったいない。気力も徐々に充実してきたことだし、今日は懸案だった海水R360と、海水36cm水槽の水換え&移動を済ませてしまおう。 海水36cm水槽は、もはやどうにもならないくらいに苔まみれ。やはりこの場所にこの水槽はよくないようだ。出窓に置くなら、もっと苔掃除のやりやすいフレームなしがいいのでは……ということでR360を出窓へと移動。海水36cmは、脱衣所の旧イサザアミ水槽(現在はただ空回りするのみ)の場所へと移転することにした。 R360は、ほぼ丸洗い。もちろん濾材は別途温存だ。準備が出来たら海水36cmをどかして、と。…水を抜いて、床に降ろす。これまで苔でよく見えなかったが、ヤドカリも苔取り貝も、カニ達も、みんな死んでしまったらしい。生き残っているのはライブロック等にくっついている小さなイソギンチャクと、ゴカイの仲間。あれほど群れていたトビムシも、今では嘘のように姿を見なかった。彼らも死んでしまったのか。 それにしても急激にこうなってしまったのには、何か理由がありそうだ。あれほど丈夫だったヤドカリやらカニやらがバタバタと逝ってしまうとは。 ひたひたの砂地の上を、いかにも痛そうなトゲに覆われたゴカイの仲間が這っている。彼らはぜんぜん平気らしい。 苔掃除と水換えをして、場所を旧イサザアミ水槽のところに移したあと、じっくり観察してみたところ、なんとなく底面濾過のパワーヘッドの威力が弱くなっているような気がした。R360と同じパワーヘッドなのに…。何かが詰まってしまったのか、あるいは装置の寿命か。はやいうちに交換しておこうと思う。 ところでこの水槽で何を飼うか、だが、当面の予定はない。しばらくはゴカイの仲間とイソギンのみということになるだろう。そのうちみこりんと海にでも行った時に、カニやらウニやらを採ってきて飼ってもいいかなと思っている。簡易版の磯水槽だ。 旧イサザアミ水槽は濾材が細かな珊瑚砂のため、シクリッド類の飼育にも転用できそう。完全に片づけてしまうのではなく、よく洗ったのち、すべてを再セットしてから保管しておくことにした。たぶんイサザアミはもう飼うこともないだろう。コンスタントに入荷しない以上、それを餌として必要とする魚を飼うわけにはいかないから。 ついでに淡水60cmで20リットル水換え。海水60cm水槽も、余った海水でちょこっと水換え。こちらの苔取り貝は、いい仕事をしてくれている。 * 真夜中の海水R360。ずっとこんな感じならいいのだが……