1998.12.9(Wed)
例会
大学時代入っていたサークルでは、毎週決まった日に三々五々寄り集まる習慣があった。これを“例会”と呼ぶ。集まって何をするかといえば、その日のノリで決まる。他愛のないおしゃべりから、常人にはついてこれないようなディープな話題まで、よりどりみどり。もちろん、そのような楽しげな状況が、集会場所の閉鎖時間で終わることはなく、そのままだれかの下宿へと移動する。
私の下宿は大学から近いことや、下の階にサークルBOX(いわゆる部室)を借りていたという事情もあり、よくそのターゲットとなった。そしてそのまま語り明かして夜明けが来たという日も数知れず。
加藤登紀子の『時には昔の話を』って曲が、当時の様子をじつによく言い表してると思う(映画『紅の豚』でエンディングにも使われた曲)。まぁ、それだけ学生にとっちゃ、そういうの大切だってことだね。
卒業して来年で丸10年。馬鹿やってたやつらも、家庭を持ち、落ち着いた…、と思っていたら、こういう場所ができていた。
はは、変わらないね、みんな。なんだか、とてもうれしいよ。
1998.12.10(Thr)
国際宇宙ステーション
日本時間8日午前8時10分からの7時間21分に渡る船外活動で、先にドッキングした“ユニティ”と“ザーリャ”のモジュール間を結ぶ40カ所の配線が結合された。
これにより“ザーリャ”の太陽電池パドルから、“ユニティ”に電力が供給され、“ユニティ”の主コンピュータから“ザーリャ”の制御が可能になった。船外活動の終了後、“ユニティ”の主コンピュータが起動、国際宇宙ステーションに火が入った。
とうとうここまで来たなぁ。自分が入社して国際宇宙ステーション日本モジュールの制御ソフトウェア担当になってから、すでに10年。あのころは、計画の遅れに次ぐ遅れで、本当にこの宇宙ステーションは成功するのかどうかさえ、あやしかった。それがついに宇宙で稼動をはじめた。
JEMがシャトルで打ち上げられるときには、アメリカまで発射を見に行こうと思う。
1998.12.20(Sun)
闇
みこにゃんが、今日で1歳4ヶ月になった。1歳になるまでは、あっというまだった気がするけど、1歳過ぎてからは、なんだかとても時間の経つのが遅く感じる。
みこにゃんは、もうすっかり歩くのも上手になり、言葉も片言でしゃべる。ずいぶん人間に近づいてきた。そうそう、夕飯食べているときに、「めちゃおいしい!」と言ったのには、ぶったまげた。以前から、何か食べたり飲んだりしたあと、「おいし!」とは言っていたが、「めちゃ」がついたのは今日が初めてだ。いったいどこで覚えたのだろう?
そんなみこにゃんだが、なんと暗闇を怖がるようになっていた!いままでは、ぜんぜん暗闇平気で、一人で真っ暗な廊下とか探検しにいっていたのだが、今日は、真っ暗な廊下の手前で立ち止まった。そして私の手をとり、慎重に進んでゆく。ふと、また立ち止まった。今度は何だ??みこにゃんが、指差している。私の足にかくれるように、顔を覗かせて、それを見つめる。
廊下の先に、でかい影があった。2m水槽水換え用の130リットルバケツが、置いてあるのだ。海水を作りすぎたので、そのままにしておいたんだが、それがみこにゃんには怖いらしい。ついに、抱っこするようせがんできた。
闇や、得体の知れないものを怖がるのは、どうも本能ではないらしい。
1998.12.23(Wed)
『トライガン』
『トライガン』3巻を買ってきた。ついでに『マキシマム』1巻も。
ほぉ、絵柄がなんか変わったな。おもいっきり奥瀬サキしとる。それとも最近はこういうのが流行なのか?まぁいいや。奥瀬サキのコミックは気に入ってるので、似てても問題ない。
ストーリーも、なんか変わったなぁ。悪く言えばありふれた、良く言えば王道なパターンになった。でもまぁこういう話しはキライじゃないから、まぁいい。
ただ、バッシュの振る舞いが、ちょーっと浮いた感じだ。最初の設定に、だいぶ振り回されてる感じ。いまいち共感できんのよねぇ。これが、ちょっと残念なとこかな。ま、でもはやく『マキシマム』2巻、買おうという気にはなってるから、最近の作品のうちじゃ、かなりがんばってるほうだなぁ。
1998.12.28(Mon)
『トライガン・マキシマム』
『トライガン・マキシマム』2巻を、買ってきた。
牧師、どうみても奥瀬サキのキャラに見える…。
帰宅後、ただちに読む。
ほぅ、何回か後戻りして再確認しなければいけない個所があった。この程度の謎は、いい感じだ。
内容は、どんどん菊池秀行ワールドになっていく。
まー、こういうストーリー展開だと、どうしても似ちゃうだろうなぁ。。。
でも、この手の話は好きだから許可。
キャラは、牧師がいい味出してるね〜。バッシュは、やっぱ性に合わない。まぁ、これはこれで特異な設定だから、いいのだろうけども、どうやって終わらせるのかとっても気になる。
1998.12.29(Tue)
年賀状
今日、年賀状をフォトラボで受け取ってきた。
今年は出だしから遅れてしまった。印刷に使うみこにゃんのプリティな写真選定に時間を食ったからだ。
でも迷っただけあって、じつに素晴らしい仕上がりだ(親馬鹿)。
私は年賀状には、必ず一言肉筆で書くことにしている。印刷だけの年賀状は、どうもダイレクトメールのようで嫌なのだ。
今年は私の分だけで17枚書いた。例年に比べて多い。なんでかな?…電子メールで済ませてたとこにも郵政省メールにしたから、多いんだ。
Licは、まだ一枚も書いてない。間に合うのかなぁ……。
お正月を写そう
ところで私は田中麗奈ちゃんのファンである!
最近のフジフイルムのCMの、麗奈ちゃんは、じつにキュートだ。うれしいぞぉ!
あの細っこいあごのラインと、きゅっとした眉、そしてなんといっても目が印象的だ。CMの衣装でつけてる髪飾りも、めちゃめちゃ似合ってる。
お正月が終わらないうちに、ビデオに録画しておかねばっ。