1998.3.21(Sat)
バイク
大学に入った当時、絶対これだけはやらないだろうと思っていたことが2つありました。それは、“煙草”と“バイク”です。
しかし、なんの因果か、両方とも、ずっぽりはまってしまっていたのでした。やはり、サークルの仲間が“煙草”も“バイク”もやってたからだと思うのですが…(もしかして他人に影響されやすいだけかも)。
煙草の話しはおいといて、バイクのお話しです。19の春、フェザーを新車で買いました。当時、1万8千回転まで回るエンジンが画期的で、電気モータのようなエンジン音にすっごく惹かれていた私は、初めてバイトなるものをして、お金をため、バイクを手に入れたのでした。その年の夏休み、仲間と北海道ツーリングに出かけ、2週間ほど、バイクと共に過ごした私は、もはやバイクが身体の一部と化したような気さえ、していました。実際、その後の学生時代の想い出は、バイク抜きには語れない事が多いです。
楽しかった学生時代も、終わりを告げ、就職した私は、フェザーを手放しました。何故か?就職先が、バイクも造ってる総合重工業だったからです。やっぱYAMAHA製のバイクはマズイんじゃないかなー、なんて妙な気をきかせてしまったのでした。でもやっぱりバイクには乗りたかったので、自社製のエリミネータ400を新しく買いました。しかし、なんか違うんですよね。エンジン特性は似てるけど、フェザーとエリミネータでは、なんか思い入れというか、愛着みたいなものが、ぜんぜん違ってた。
そのうちクルマを買ってからは、ほとんどバイクには乗らなくなってしまい、5年前、エリミネータも手放しました。
そして今年、スカイラインの燃費の悪さと維持費の高さに、火の車の家計がついてゆけなくなると思ったので、クルマを手放し、再びバイクに乗ろうと決心したのです。
買うバイクは決めてました。フェザーです。それ以外のバイクにはちっとも興味がなかったですねー。ところがフェザーといえば、もはや10年以上まえに製造中止になってますから、探すのも大変でした。結局、レッドバロンで、ものすごく程度の良いフェザーII型を運良くゲットできたわけですが(なんと走行距離3000km程度で、ボディもぴっかぴか!)、なにしろ5年ぶりのバイクだけに、まだちょっと勘が取り戻せてません。でも、懐かしいエンジン音を聞くだけで、なんか幸せ〜な気分になれます。
1998.3.23(Mon)
マウスブリーダー
夕食後、たまたまTVをつけてみたら、珊瑚礁の海が写ってる。おまけに、どっかで見たような魚が群れで…。を〜プテラポゴンだ〜!うちの2m水槽にも、2匹います。最近発見された新種の魚なんですよね、これって。
プテラポゴンがマウスブリーダーってことは知っていたのですが、実際にTVでその産卵シーンを見ることができたのは、とてもラッキーかも。
親の口から独り立ちした稚魚の群れを見てて、思いました。これだけ大きな稚魚だったら、人工飼育もできるんじゃないだろうか、と。カクレクマノミで可能なんだから、プテラポゴンもいけそうな気がします。もし、うちのプテラポゴンが運良くペアリングに成功したら、繁殖に挑戦してみようかな〜。